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株式会社 アプリクス

株式会社 アプリクス 半導体製造に必須のオゾン計測・分解・発生装置メーカー<br>「インテルを助けた男」から依頼を受け、世界初となるオゾン濃度計を開発した企業は、「社員一人一人の幸福」を目指す

株式会社 アプリクス

半導体製造に必須のオゾン計測・分解・発生装置メーカー
「インテルを助けた男」から依頼を受け、世界初となるオゾン濃度計を開発した企業は、「社員一人一人の幸福」を目指す

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輝く技術 光る企業

株式会社 アプリクス

半導体製造に必須のオゾン計測・分解・発生装置メーカー 「インテルを助けた男」から依頼を受け、世界初となるオゾン濃度計を開発した企業は、「社員一人一人の幸福」を目指す

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  • 社名:株式会社 アプリクス
  • 設立年月:1984年(昭和59)4月9日
  • 資本金:3,800万円
  • 従業員数:-
  • 代表者:代表取締役社長 根本恒一郎
  • 本社所在地:東京都八王子市小宮町934-11
  • 電話番号:042-646-9188
  • 公式HP:http://www.applics.co.jp/
  • 精緻な装置を作る際には「クリーンルーム」という清浄な空間が作業環境として必要になってくる。そうした製造環境で使われるものの一つがオゾン。強力な酸化力を活かし、洗浄・殺菌の目的で重宝されている。しかし、オゾンは人体に有害なため、十分に配慮して取り扱う必要がある。そのために必要な計測計・分解器などを製造しているのが株式会社アプリクス。同社は若手の育成にも意欲的だ。
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「インテルを助けた男」を助けた企業

世界的な半導体メーカーであるインテル。そのインテルがどん底にあった時、半導体の製造効率を劇的に向上させる「クリーンルーム」の導入を提唱したのが東北大学の大見忠弘教授だ。大見教授の助言に従ったインテルは、「不良品が多いため、出荷できる製品の比率が30〜40%でも上々」とされていた出荷率をほぼ100%にまで改善。業績は急成長を遂げ、大見教授はそれ以来「インテルを助けた男」として知られるようになった。 株式会社アプリクスは、その大見教授から頼りにされている企業。溶存オゾン濃度計など、オゾン関連の測定・分解・発生といった装置を製造している。 オゾンは強力な酸化力を持ちながら、簡単に無害な酸素へと分解できる。前述のインテルのように、半導体業界や食品加工、医療関連の領域では、洗浄・殺菌のために欠かせない物質となっている。 しかし、強力な酸化力を備えている分、製造工程で利用するためには、無害な酸素へと変わったのか、きちんと計測する必要がある。大見教授がオゾンを半導体製造の現場で利用しようと考えた際、ネックになったのはまさにその点である。そこでオゾンの濃度を計測するために使う装置の開発を、どこかの企業に依頼しようと考えた。そして大見教授から依頼を受けたのがアプリクスだったのだ。 「半導体向けの溶存オゾン濃度計として、恐らく世界初だったと思います」と同社代表取締役社長の根本恒一郎氏は、作り上げた装置のことを振り返る。以来、大見教授と一緒にやってきた企業としての信用を勝ち取り、日本を代表する企業の製造ラインでも同社の製品は導入されている。

nemoto.jpg 代表取締役社長 根本 恒一郎さん
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「社員一人一人の幸福が一番」

そんなアプリクスは元々、「技術屋が夢を持って作った会社」だと根本氏。社長である根本氏は営業や経理などの業務を経験していたため、技術について明るいわけではない。「技術者が『やりたい』と言うことを応援して、満足してもらえるような環境を整えたい」との思いがアプリクス創業の背景にはあったのだという。 そういった背景もあり、根本氏は次のような考えに基づいて、会社の経営に当たっている。 「会社というのは、社員が幸福になることが一番だと思います。経済活動をする以上、人・物・金・知識など、必要になるものはいろいろとありますが、最終的にはそういうものを使って、社員一人一人の幸福を達成したいのです。 そうならなければ、会社をやっていても意味がない。『そのためにどうすればいいか』と今は一生懸命に考えて模索している最中です。経営理念にも反映していますが、社員の家庭や生活がちゃんとできないとダメだと考えています」 そう話す根本氏によると、アプリクスとして求める人材像は、特に定めているわけではない。「いろんな人間がいて、状況によっても必要とされる人間は違う。求める人柄を定めて、選んで採用してもしょうがない。誰でもある程度のことまでは、やれるようになるものですし」。極言すると、自分が嫌いな人材でも構わないと根本氏は言う。嫌いな人がいても自分にないものを相手が持っていることで多く切磋琢磨できる、と。 そのように「社員が幸福になれる会社」を目指すという根本氏は、若手の成長を促せるよう、社内の整備にも意欲的だ。例えば最近の取り組みとして、人事成長制度の導入に向けて準備を進めている。個人個人が成長できる環境を整えるべく、教育制度、ステップアップ制度、賃金制度を構築していく考えという。

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計測から分解・発生へと領域を拡大。レンタル・受託サービスにも意欲

オゾンの濃度計から事業を興し、若手人材の育成に意欲的な同社。今後の展望を聞くと、従来の事業を軸にしつつ、領域を徐々に広げていく考えのようだ。 例えば、当初はオゾン濃度計だけを取り扱っていたが、作業環境への配慮から、ちゃんと分解してから処分したいというニーズが高まってきた。そこで同社は分解装置の製造を始めている。今ではオゾンガス発生器へのニーズを感じ、小型の発生器の製造を試しているという。 「改良を重ねて、かなり良い製品が作れるようになってきました。次は売るための方法。ホームページ経由の問い合わせもかなりありますので、今のホームページをリニューアルしようと動いています。新しい製品のほかに、これまで表には出していなかった製品も紹介していきたいですね。 あとはお客様から依頼されていたレンタルなんかもやってみたい。『買うほどじゃないけど、使ってみたい』というお客様はいらっしゃいますから。ほかにも測定業務を請け負う受託サービスも始めたいと思っています」

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先輩メッセージ
ケースバイケースで子育ての都合を優先してくれる

営業部
井上さん

――現在の業務内容について教えてください。
一つ一つの製品について、仕入れから出荷までの社内業務を一手に担っております。毎日、決められた業務をやるのではなく、日々、お客様のご相談に応じながら、まったく違う対応で仕事を進めております。私はそういう仕事のスタイルが好きで、中小企業にはそんな楽しさがあると思っています。 例えば製品を出荷する時、取り扱い説明書や仕様書などの書類を一緒に送ります。そういった書類の作成は私の担当なのですが、会社によっては「こういう書類が欲しい」と普通とは違う対応を要望されるところがあります。そうした要望に対応しているのです。 あとはお客様から「この製品のここをもうちょっと変えてほしい」といった相談が寄せられることもあります。そういった場合には、技術者と相談して、できるだけご要望に応えられるように努めています。 ――貴社の魅力は、どんなところにあると思いますか? 意見をダイレクトに社長へ届けられるところです。課長や部長がいませんので、すべて社長に直訴できます。 NOと言われることもありますが、どんな意見にも耳を傾けてくださいます。それが中小企業の良さ、居心地の良さにつながっているのではないでしょうか。今まで大企業や公務員の仕事を経験してきましたが、中小企業は自分でやりやすい方向に仕事を変えていけるので、とても魅力的ですね。 あと、私自身が子育てをしながら勤務を続けられている点もアピールしておきたいです。大企業は確かにシステムどおりにお休みが取れますが、融通がきかない面もあります。その点、当社では大きな休みはないものの、とてもケースバイケースで対応いただけるので、私にはとてもありがたいですね。子供に合わせた生活ができるというのは非常に良いと思います。 ――今後、どういうことにチャレンジしたいですか? オゾンに関連した身近な製品を作っていきたいです。オゾンの知名度はまだまだ低く、取り扱いに注意しないといけないところもありますが、優れた特性も備えています。消臭機能や、紫外線をシャットアウトする機能もあるのです。 ですから、これまでは企業向け製品を作ってきましたが、消費者向けの製品も開発できないものかと考えています。それをネットで販売していくことで、個人向けの市場を開拓していきたいですね。

inoue.jpg 井上さん

先輩メッセージ
経験が浅いうちからいろんな仕事を経験。それが成長につながった

技術部 製造課
成瀬さん
――アプリクス入社までの経緯を教えてください。 大学で就職活動を迎えまして、学校でやってきたことを活かしたいなと思い、企業を探していました。就職情報サイトを使って調べていましたが、なかなか「これは」という企業と出会えていませんでした。 業種も広げていろいろと探しましたが、結局、知人経由でアプリクスを紹介いただき、受けてみました。これまで学んできたことも活かせそうでしたし、いろいろとやりたいことができそうな環境でもありました。分析機器にも興味がありましたので、入社を決めました。 ――現在は、どういうお仕事を担当されているのですか? 開発から製造までを一貫して担当させていただいています。入社して1年間は、製品を良く知るため、開発・製造のことを基礎から教えていただき、出荷試験に至るまで、一通りのことを学びました。当時はちょっとでも不備があった時には口酸っぱく叱られましたが、そのおかげで、今の仕事のベースができていると感じますね。 今は入社して4年になりまして、製品のバージョンアップに携わっております。オゾン水の濃度計を開発していまして、現状のコストの高い製品を、簡易化してローコストにできないかと試行錯誤しています。設計や研究の知識が必要になるのですが、私は元々、化学が専攻。専門外の知識も必要になりますので、勉強しながら進めています。 ――会社のどんなところに魅力を感じますか? 風通しの良いところですかね。最初からいろんな案件に取り組ませてもらえるところも良いと思います。 入社して経験が浅いうちでも、いろいろな仕事を担当させていただきました。それが自分の成長につながっていると感じています。そこが一番大きかったと思いますね。 ――最後に、学生に向けたメッセージをお願いします。 就職活動は大変だと思いますが、自分の興味がある企業を探してほしいですね。働いていると嫌なことも当然経験するはず。そんな場合でも興味のあることをやっている企業で働いていれば、踏ん張りが効くんじゃないかなと思います。 「自分がやりたいこと」を尊重して就職活動をしてもらうことが、将来的には良い結果につながるのではないでしょうか。

naruse.jpg 成瀬さん
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