<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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株式会社 フルハートジャパン

株式会社 フルハートジャパン 下町ボブスレーの中核企業。多くのメディアで取り上げられて知名度も向上<br>顧客の「困った」を自社製の自動化・省力化装置で解決。企画・設計から一貫製造まで、対応力のよさで勝負

株式会社 フルハートジャパン

下町ボブスレーの中核企業。多くのメディアで取り上げられて知名度も向上
顧客の「困った」を自社製の自動化・省力化装置で解決。企画・設計から一貫製造まで、対応力のよさで勝負

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輝く技術 光る企業

株式会社 フルハートジャパン

下町ボブスレーの中核企業。多くのメディアで取り上げられて知名度も向上 顧客の「困った」を自社製の自動化・省力化装置で解決。企画・設計から一貫製造まで、対応力のよさで勝負

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  • 社名:株式会社 フルハートジャパン
  • 設立年月:1968年11月
  • 資本金:1,000万円
  • 従業員数:68名
  • 代表者:代表取締役 國廣 愛彦
  • 社員平均年齢:42歳
  • 初任給:高卒 172,000円
    専門・短大卒 187,000円
    大卒 197,000円
  • 主な勤務地:本社または別館(共に東京都大田区中央3丁目)
  • 休日:日曜日、祝祭日、会社が指定する土曜日、夏期休暇、年末年始
    (年間休日数108日)
    年次有給休暇あり
    慶弔休暇2~5日、その他特別休暇
  • 本社所在地:東京都大田区中央3-20-8
  • 電話番号:03-3776-2126
  • 公式HP:http://www.fullheart.co.jp/
  • ・作る装置が毎週違う。多彩な自動化・省力化装置メーカー
  • ・設計図なし、短納期の仕事でも断らない。何でもできる対応力
  • ・下町ボブスレーでは板金担当。注目集め、本業にも好影響
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業種

・電子機器、制御システムの設計製造
・計測、自動制御システムのソフトウェア開発
・各種プリント基板実装
・ステンレス、アルミ精密板金加工
・筐体板金加工
・メカトロ装置組立
・計装配管

事業紹介

【グローバルな視点で最先端技術に挑む】
フルハートジャパンは、エレクトロニクスを基盤としたコンピュータ応用技術・制御技術を核に、各種自動化・省力化システムの研究・開発から設計・検査までの一貫生産体制によって、時代のトップシーンを走り続けています。

21世紀において、ますます高度に多様化する産業社会のニーズを先取りした研究・開発。弊社は、常に今を、そして未来を見つめるグローバルな視点で、人と社会の限りない夢を実現してゆく最先端のエレクトロニクス技術領域にチャレンジし続けます。

弊社では、新規開発・製造はもとより、受注生産をスポットの少量品から量産品で、誠意ある価格、納期および品質で提供申し上げております。

【事業内容】 作る装置が毎週違う。多彩な自動化・省力化装置メーカー

社会科見学で、家電や食品などの大型工場を見学したことはないだろうか。部品や食材が製造ラインを自動的に流れ、ほとんど人手を介さないまま、製品として完成していく。フルハートジャパンは、そうした自動化・省力化のために使われる装置を開発・製造している。 自動化・省力化装置の中でも、同社が得意とするのは特殊な用途の装置。食品、医療、建設、原子力、航空など、さまざまな業界の企業から依頼を受けて、スープの保温・抽出、薬品の監視・保管、古い文庫本・マンガなどの縁の研磨などに使える装置を多品種少量で生産してきた。取引社数は、年間100社以上。開発・製造する装置は毎週違っているほど、多彩な装置を手掛けている。

03.jpg 自動化・省力化に役立つ装置を多品種少量で生産

【独自戦略】 設計図なし、短納期の仕事でも断らない。何でもできる対応力

フルハートジャパンが大事にしているのは、顧客の信頼に最大限応えること。「こんなところに困っている」と相談を受けたら、設計図がなくても、課題を解決できる装置を考案し、図面にするところから始めることもある。 設計図ができたら、その後の切削や板金等の加工、組み立て、塗装などはすべて自社で一貫生産。ほぼ2週間以内に仕上げられる短納期も売りだ。 これが大手企業なら、設計図がなければ相談に乗ってくれず、製品ができるまで何カ月もかかることになる。同社ほど小回りの利く対応をしてくれる企業はほとんどない。1度でも同社と仕事をした顧客は、何度も繰り返し仕事を頼んでくれるようになる。

04.jpg 装置の研究開発から、設計、加工、組み立て、
塗装、検査までを一貫生産

【プロジェクト】 下町ボブスレーでは板金担当。注目集め、本業にも好影響

何でもできるのが強みだが、逆に何を得意としているかが分かりにくく、自社の知名度を上げることに苦心していた。 そんな状況が変わったのは「下町ボブスレー」のプロジェクトに参加してから。大田区の町工場でボブスレーのソリを作るプロジェクトで、フルハートジャパンは金属の形を設計図どおりに整える板金加工を担当。テレビや雑誌などでも多数取り上げられ、今では「あの有名なプロジェクトに参加している企業か」とすぐに覚えてもらえるようになった。 そんな変化を追い風にしようと、新しい制服には腕のところに下町ボブスレーのワッペンを付けた。営業先の反応も好感触で、新しい仕事の受注にもつながろうとしている。

05.jpg 新しい制服には左袖に「下町ボブスレー」の
ロゴが入っている

社長メッセージ
「できない」と言わないで。可能性を信じて前進し、壁にぶつかったら解決策を探ろう

代表取締役
國廣 愛彦さん ――顧客から「困った」と相談を受けて、装置の企画から始めることもあると伺いました。具体的に、どのような仕事になるのでしょうか。
完成まで、とても多くの人手を必要とする製品を販売している企業から、「ほぼ全工程を装置で自動的に生産できるようにしたい」と相談を受けたことがあります。未経験の分野でしたが、その製品の作り方の研究から始めて、工場の製造ラインに必要なすべての装置を、当社で一から企画して開発・製造したことがあります。 また、福島で原発事故が起きてしまった後、ガレキ除去に使うショベルカーを遠隔操作できるように専用装置を開発したこともありました。 そのようにお客様と相談しながら、お客様の課題を解決できる装置を開発することこそ、当社の得意とするところです。 完璧な図面があって、それに従って製品を作るだけの仕事をしていたら、できるだけ安く作ることが求められます。一方、当社のように製品を企画して設計図を描くところから対応できれば、お客様はある程度の金額を出してでも仕事を頼みたいと思ってくれるようになります。 また、ケーキを自動的に切る装置を作るにしても、ケーキをきれいに切れる刃物の温度や速度というものがあります。幅広い仕事を受けて製品を開発していくことで、当社の技術が磨かれ、さまざまなノウハウもたまってきました。仕事を選り好みせず、幅広い分野の仕事を受けることで、そのような利点も得られていると感じています。 下町ボブスレーを作るチームの中に、金属を削る切削加工が得意な企業はたくさんあっても、金属を曲げたり延ばしたりする板金加工ができる企業は数社しかありませんでした。 そんな中、短期間でどうにか板金加工をしなくては間に合わない状況に置かれ、「どこかの企業がやってくれないか」と相談されましたが、どこも手を挙げませんでした。当社は板金専業ではないのですが、その状況を見て、「このままではプロジェクト自体が失敗する」と思いました。すると、思わず手を挙げてしまっていたのです(笑)。 結局、板金担当になったのは当社1社だけ。ソリに使う素材は加工が難しいもので、さすがに社員には「いや、これは納期も厳しいし素材も扱いづらいし、無理ですよ」と言われました。それでも、とりあえず金属を叩いて試行錯誤しながら加工してみて、何とか期日内に指定の形にすることができたのです。 朝礼で社員に向けて語り掛ける國廣社長 朝礼で社員に向けて語り掛ける國廣社長 まず、現在は東京と茨城に工場がありますから、それを1個所に集約させたいです。1個所に集中させることで規模を大きくして、設計や製造、営業の部署で働く社員がいろいろと話し合いながら仕事を進められるようにすれば、当社の強みをもっと伸ばせるはずです。 他にも、自社製品を企画・開発して、事業の柱としていくプロジェクトも立ち上げていくつもりです。 社会に出たら、とにかく「できない」と言わないでください。まずは「きっとできる」と可能性を信じて突き進み、途中で壁にぶち当たっても、そうなってから解決策を見出せばいいと思います。 前向きな姿勢で働ける人でないと、世の中を渡り歩いていけません。例えば、コンビニで何か買うときでも、笑顔で前向きな店員と、無愛想で後ろ向きの店員がいたら、笑顔で前向きな店員から買いたいですよね。前向きで働けることは、大事な資質だと思います。 モノづくりもお客様がいるわけですから、ある意味、サービス業です。笑顔で前向きに取り組める人なら、きっとモノづくり企業からも必要とされる人材になれるはずです。

06.jpg 代表取締役 國廣 愛彦さん
07.jpg 朝礼で社員に向けて語り掛ける國廣社長

先輩メッセージ
幅広い業務に対応できるよう、自主的に勉強してより早く業務知識を身に付けたい

製造部
渡辺さん
――入社の経緯について教えてください。 私は工学部出身で、モノづくりに携わる仕事をしたいと考えていました。小学生のころには、自由工作で父と一緒に電気回路を設計して、自分の手で製作したことがあります。そのときに楽しかった経験から、パソコンで設計図を作るだけの仕事ではなく、自分の手を使って実際に組み立てられる職場で働きたいと思うようになりました。 その点、当社はさまざまな業界を相手に多彩な製品を作っていますし、設計から製造まですべて自社内で一貫生産しています。モノづくりをする環境として、魅力的な環境だと興味を持ちました。 それで採用面接に進んだのですが、社長との面接が印象深かったです。明るく積極的で、とても精力的な方だと感じ、好印象でした。 製造部に所属して、装置の組み立てを中心に担当しています。 組み立てを担当した製品の中には、図書館や市役所などで使う移動棚があります。本を置く棚に制御盤を付けて、レールの上を移動する装置です。他にも超音波カッターで食品を切断するマルチスライサーなども作ったことがあります。 こうした装置の制御や無線通信の設定などをしながら、製品全体を組み立てていける仕事は、とても楽しいものです。やりがいを感じられる環境ですね。 当社はISO 9000シリーズという品質管理のためのルールを会社全体で守りながら仕事をしています。そうした取り組みの中で、品質を常に一定水準以上に維持するため、組織としてみんなで守らないといけないことを文書にして残すようにしています。 私も自分の担当した仕事を、他の人にも分かりやすいように、写真やメモで記録を残すようにしています。 当社は自社で一貫してすべての加工をしていますから、製造部にも非常に幅広い業務への対応が求められます。私もより多くの業務ができるように、勉強して対応できることを増やしていきたいです。 業務を通じて研修を受けさせていただいたり、先輩たちから仕事のやり方を教わったりもしていますが、それだけでは満足できません。インターネットで受講できるオンライン大学の講義を受けるなど、自主的に勉強していくことで知識を身に付け、より早く成長していきたいですね。 「モノづくりの仕事」と聞いて、1人で黙々と作業する印象を持っている人が多いかもしれません。ですが当社の仕事を見てもらえれば、チームで製品を組み立てていく仕事だと分かってもらえるはずです。 どんな仕事でも「コミュニケーションは重要」と言われます。モノづくりの仕事ではコミュニケーション能力の中でも、数字を使って定量的に情報を伝える力が重要でしょう。 例えば、製品を作っているとどうしても不良品が出てしまいます。「忙しいと不良品が増えるから注意しよう」ではなく「月の生産台数が5000台を超えると忙しくなって、不良品の発生率が0.1%から0.3%に上がります」と伝えるようにすれば、事前に不良の発生を見込んで計画を立てるようにしたり、対策を練ったりすることができるようになります。 モノづくりの仕事を志すのなら、定量的に情報を伝えられる能力を、学生のころから身に付けられるように、意識してみてください。

08.jpg 製造部 渡辺さん
09.jpg

先輩メッセージ
制御用ソフトウェア開発が仕事だが、装置として形になるとうれしい気持ちになる

技術部
村田さん
――貴社のことを知ったきっかけなどを教えてください。 学生時代に参加した大田区の企業説明会で当社のことを知りました。仕事を受注してから、設計、製造までを自社で一貫生産する企業だと説明を受けまして、一から設計に携われるところに興味を持ちました。ただ設計するだけでなく、板金やメカトロニクスなどの加工現場で細部まで自分の目で確認しながら設計・開発の仕事ができるところに魅力を感じましたね。 装置の制御に使うソフトウェアを開発しています。Windows上で動作するソフトウェアで、装置を動かす指令を通信で送って、情報を処理させて、装置を動作させるプログラムを書くことが多いです。 当社の技術部に所属する社員は10名ほどです。先輩たちは全員、制御用プログラムを書けます。私はまだ至らないところもありますが、先輩方は他にも装置全体の設計図や回路図なども書ける方ばかりで、万能な社員がそろっています。 入社して5年目に入っていますが、これまでに関わった案件の中でも、試験片の歪みやひずみを測る装置のソフトウェア開発が一番思い出深い仕事でした。試験片とは、素材の性質を調査するために作られたもの。装置の非常に強い力でひねったり引っ張ったりして、どれだけの力に耐えられるかと計測します。試験片が力に耐えられなくなって切れたときの力を正確に測る必要があるため、データ計測のやり方を工夫する必要がありました。 そこで私は、1秒間に数百回もデータを取得して、試験片が切れた瞬間の数値を記録しようと試みました。ですが、なかなか狙いどおりにうまく機能せず、何度もプログラムを調整することになりました。そういった苦労はしましたが、最終的には納得のいくものを完成させることができました。 そのように、私が制御に使うソフトウェアを開発して、時には配線や部品の配置なども手伝い、その後は製造部が製品として仕上げてくれます。ソフトウェアを開発する立場の私でも、やはり装置という形になって、目で見えて手で触れるようになると、うれしい気持ちになります。 さらに、完成した装置をお客様に納品して、お客様の要求どおりに動作することを確認してもらった後、「ありがとう」と何気ない一言をもらえると本当に仕事をがんばっていてよかったと思えます。 当社はそれほど多くの社員がいる会社ではありません。その分、社長や上司と気軽に話ができる雰囲気になっていて、働きやすい環境だと感じます。 今担当しているソフトウェア開発の仕事以外に、機械の機構を考える仕事も任されるようになっていきたいです。 当社には、さまざまな仕事がありますので、技術者として、まずは幅広い仕事に対応できるようになることが一番重要だと考えています。私が幅広い仕事ができるようになれば、自分にとっても、会社にとっても利益になりますので、まずは自分の幅を広げたいです。 学校で勉強していると「こんな勉強が将来の役に立つのかな?」と感じることが、誰にでも1度や2度はあるでしょう。 ですが、社会に出て実際に働いてみると、「ああ、これはこんなところで使われる技術に関係していたのか」と気付かされることがよくあります。そんなときには、「やはり学校の授業をしっかり聞いて、勉強しておいてよかったな」と思えましたね。 そのように私自身、「勉強して役に立たないことはない」と思える経験をしてきました。勉強しておいて損はないので、ぜひ前向きに学校での勉強に取り組んでください。 注)掲載している情報は、取材日(2014年7月)時点のものです。

10.jpg 技術部 村田さん
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