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株式会社 五光製作所

株式会社 五光製作所 鉄道・バス・船舶で過ごす空間をもっと快適なものに<br>臭気を完全に遮断し、より衛生的で環境にもやさしく、家庭用の約10分の1の水使用量の車両用真空式トイレで国内を席巻

株式会社 五光製作所

鉄道・バス・船舶で過ごす空間をもっと快適なものに
臭気を完全に遮断し、より衛生的で環境にもやさしく、家庭用の約10分の1の水使用量の車両用真空式トイレで国内を席巻

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輝く技術 光る企業

株式会社 五光製作所

鉄道・バス・船舶で過ごす空間をもっと快適なものに 臭気を完全に遮断し、より衛生的で環境にもやさしく、家庭用の約10分の1の水使用量の車両用真空式トイレで国内を席巻

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  • 社名:株式会社 五光製作所
  • 設立年月:1948年9月
  • 資本金:1億2000万円
  • 従業員数:130名
  • 代表者:代表取締役社長 橋本 更
  • 社員平均年齢:43歳
  • 主な勤務地:本社
  • 休日:原則週休2日制(土・日)、祝日
    創立記念日、夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇
  • 本社所在地:東京都目黒区中根2丁目9番5号
  • 電話番号:03-5731-9631(代)
  • 公式HP:http://www.go-ko.co.jp/
  • ・鉄道・バス用のトイレ関連装置で国内シェア約8割
  • ・15~30年先の顧客満足を見据え、組織として高品質なモノづくりを目指す
  • ・真面目な対応が顧客から高評価。会社として社員のがんばりに応える方針
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業種

鉄道車両、バス、船舶の各用品・部品の製造ならびに販売。
精密機械部品の製造ならびに販売。
上記に附帯するすべての業務。

事業紹介

五光製作所は1948年に設立され、輸送用機械器具メーカーとして日本の交通産業の発展とともに歩んでまいりました。
皆さんは、洗浄センサに手を近づけると飛行機のトイレと同じように“シューッ”と音がして、一瞬のうちに流されていく新幹線のトイレを利用されたことがあると思いますが、私たち五光製作所は、この新幹線他鉄道車両向けトイレのトップメーカーです。また、私たちの製品は、長距離バス・観光バス等にも搭載され、トップシェアを誇っております。
私たちは、時代の変化に対応し、これまで長年培ってまいりました技術とノウハウを生かし、公共輸送用機器メーカーとして安定し高品質の製品を提供してまいります。また、環境保護と人々の安全と快適性にも思いをはせた高度な製品の提供を目指し、広く社会から共感を得られる企業であり続けたいと日々頑張ってまいります。

何を作ってる?

鉄道やバス、船舶といった交通インフラ。乗車・乗船中の空間を過ごしやすくするのに、一役買っているのが五光製作所だ。 同社が開発・製造しているのは、鉄道・バス用のトイレ・水揚装置、船舶用の汚物処理装置、それに温風暖房機やワイパーなどだ。特に鉄道・バス用トイレは国内シェアで8割ほど。 鉄道・バス用トイレに求められるのは、まず水の使用量が少なく、場所を取らないこと。同社は海外メーカーと協力して、国内初の車両向け真空式トイレを設計・製造。最新の家庭用トイレでも1回当たり4リットル前後の水を使うのに、真空式トイレの水使用量は0.5リットルほどと桁が1つ少ない。鉄道・バスの速度・燃費をよくするため、トイレ等の軽量化も進め、板厚2ミリでも十分に頑丈な水タンクを開発するなどしている。 そして今も、鉄道会社などから相談を受け、いくつかの新製品を開発中。鉄道・バスの乗車空間を快適にしてくれる新しい何かが、また同社から生まれるかもしれない。

03.jpg 鉄道車両用電動式水揚装置
04.jpg 船舶用汚水処理装置

会社の強み

鉄道・バス用トイレなどで重視されるのは、高品質であること。特に鉄道車両は15~30年も運行するので、できるだけ故障が起こらないことと、故障が起きてもすぐに修理してくれるサポート体制が求められる。 同社はセンサによって故障をすぐ検知できるシステムを開発。現在はそのシステムを発展させ、故障の予兆が表れたら早期発見できるようにしている。 組織として高品質な製品を作れるように、国際品質規格ISO9001を取得。職人技だけに頼るのではなく、仕組みとして高品質なモノづくりを目指している。 また腰を据えてモノづくりに専念できるよう、3年先までの経営計画を立案。長期的な計画の下、設備投資、人材採用、資材購入などを進め、15~30年先も続く会社であろうとしている。

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職場としての魅力

五光製作所に入社した社員は、ビジネスマナー研修などを受けた後、営業・設計・生産・品質管理など、3カ月間のうちに社内の複数部署を経験。正式に部署配属された後、各部署で専門性を磨いていく。問題が起きたときこそ、若手社員が同行。上司がどんな姿勢でお客様と接しているのか、自社製品にどんな問題点があったのかと現場で経験させる方針だ。 「お客様からの『五光製作所の社員さんは真面目に対応してくれる』という評価が何よりもうれしい」と話す橋本更代表取締役社長。橋本社長から見ると「やり過ぎ」と映るくらい、お客様に応えようと誠実に応対する社員ばかりだ。 業績次第のところはあるものの、社員のがんばりに応えようと賞与を奮発。一般的に賞与は夏・冬の年2回の企業が多いが、同社はよほどのことがない限り、年に3回支給している。 「できる範囲にはなりますが、できるだけ社員に報いたいと考えています。私が社長に就任して以来、その方針は貫いています」(橋本社長)

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社長メッセージ
若者にはモノづくりの世界に飛び込んできて、未来の日本を支えてほしい

代表取締役社長
橋本 更さん ――橋本社長の経営方針について、お話ください。
お客様が求める製品を、安く早く生産する。それがメーカーとしての基本姿勢で、私が社長に就任してからずっと変えていません。 高品質なモノづくりを安定的に提供していくためには、会社自体の基盤が整っていないといけません。自己資本比率や総資本経常利益率といった財務指標を改善していくことで、小さな会社であっても、景気の変動に左右されない安定した会社経営を実現したいと考えています。 そのために、水揚や汚物処理に使うタンクの内製化を進めています。数年前まではタンクはすべて外注していました。ですが、それでは自分たちで品質を完全に管理することができません。そこでタンク製造の技術を持っている企業を買収して、内製化するようにしました。高品質なタンクを追求できるようになっただけでなく、総合的に見ると製造に掛かる費用を減らすこともできます。高収益な体質にする効果も出始めています。 上司から指示された仕事だけをする社員は要りません。当社は品質目標と経営方針をしっかりと定めていて、品質目標に沿って、各部署の役割を決めています。自分が所属する部署の役割を踏まえて、「自分は一体何をすれば、より目標に近づけるのか」と考えて行動できる人材が必要です。 計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルを回して、自分で問題点を把握して自分で改善策を考えて社内で提案できる。そんな積極的な人材を当社としては求めています。 モノづくりがなくなると日本経済は駄目になると私は思っています。日本には資源がありませんから、海外から原料を輸入して、加工して、輸出をする、というモノづくりが根幹にあって、周囲の産業も栄えていくわけです。 コンビニで商品が売れるのも、ファミリーレストランで食事ができるのも、全部ではないにせよ一部では、モノづくりで稼いだお金が使われているおかげなのです。 主に円高が原因で、日本メーカーの工場が海外に移転してしまっています。製造業で働く人の人口も、一時期は1600万人もいたのに、昨年末には1000万人を割ってしまいました。 「このままでは日本の経済は大丈夫か」と不安に感じてしまいます。モノづくりが日本経済を支えている以上、若い人たちにもモノづくりの世界に飛び込んできてもらって、未来の日本を支えるため、がんばってほしいと期待しています。

09.jpg 代表取締役社長 橋本 更さん

先輩メッセージ
「技術を通して社会に貢献する」ため、交通インフラを支える五光製作所に入社

設計部 設計課
梅澤さん ――どのような仕事をしたいと思って、就職活動に臨まれましたか?
「技術を通して社会に貢献する仕事がしたい」と思っていました。高校は工業系で大学も工学部。工学一筋で、就職先も技術にかかわれる会社を探していました。 就職氷河期だったこともあり、なかなか内定が頂けず、苦戦していました。面接で失敗することが多かったので、面接対策のセミナーに参加してみました。その会場で紹介されたのが当社だったのです。 当社は鉄道やバスなど、毎日多くの人が利用する交通インフラを支えています。この会社で働くことで、目標としていた「技術を通して社会に貢献する」ことができると感じ、入社したいと思うようになりました。 今は設計を相当しています。お客様から寸法や重さなど、大枠の要望が届きますから、その要望を満たすように製品を設計していきます。過去に先輩たちが設計した図面を参考にしながら、設計を考えていきます。図面化できたら、生産部に渡して、そこから先は生産部で部品を集めて組み立ててもらうという流れですね。 東海道新幹線の最新型新幹線N700Aにも、当社のトイレが使われています。N700Aに新仕様のトイレが搭載されることが決まった際は、量産する前に試行として、従来のN700系新幹線に新仕様トイレを取り付け、使用上の問題がないかを確認するため、出張する機会が多くありました。それほど大きな規模の会社ではありませんので、品質保証部や生産部などの他部署と連携して、そうした業務を遂行することもよくあるのです。実際に現場を見てみることで、「結構狭い場所なのか」「ここにはこんなものが置いてあるのか」とトイレまわりの状況が分かるようになります。次回以降の設計時には、取り付けやメンテナンスがしやすくなるよう、現場を見て学んだことを踏まえて設計するように心掛けています。 出張するときや休暇中に旅行するときなどにも、新幹線などの電車に乗る機会があります。そうしたときに乗車中の方が当社のトイレを使いに入っていくのを見ると、「自分たちの製品が使われているのか」とうれしくなります。私にとっては、それが何よりも働くやりがいになっています。 分からないところがあっても、先輩に質問すると丁寧に教えてくれます。設計を考えるにしても、過去の図面だけでは分からないことも多いのです。実際にはどんな場所で使われていて、どこの部分がどんな動き方をすることになるのか。そうした具体的な話を、先輩に質問して教えてもらっています。とても勉強になっていますね。 魅力と言えば、あとは会社が都心にあることですかね(笑)。自宅からもそれほど離れていないので、ありがたいです。 現在は、いろいろな仕事を幅広く経験させてもらっている段階です。幅広い経験を積んでいくことで、技術者としてのスキルを少しずつでも確実に向上させたいと思っています。 就職活動中、私はなかなか内定がもらえなかったので、つらい思いもしました。「自分は次に何をすればいいのか」とやるべきことを見失いかけた時期すらあったほどです。 それでも「技術を通して社会に貢献する仕事がしたい」という気持ちだけは、ずっと持ち続けていました。その気持ちを持ち続けられたからこそ、当社から内定をもらうことができたのだと思っています。 これから就職活動に臨む学生さんには、自分なりの信念を持って、その思いを諦めず、最後までがんばってほしいと思っています。

10.jpg 設計部 設計課 梅澤さん

先輩メッセージ
取引先は官公庁や大手企業。同業他社もほとんどなく、安心して働ける

生産部 購買課 資材係
大野さん ――どんな方針で就職先を探していましたか?
就職活動時には、職種を軸に企業を探していました。生産管理や資材調達といった仕事に就きたいと考えていたのです。 当社と出会ったのは、合同企業説明会でのことです。説明会に参加して事業内容について詳しく知ると、「大企業にはできないことを、独自の技術で実現している会社なのか」と感じ、興味を持つようになりました。 中小企業ではありますが、取引先は官公庁や川崎重工業、日立製作所、三菱重工業といった大手企業ばかりです。どこも安定している組織・企業ですし、鉄道・バス用トイレを手掛けている企業は当社以外には何社もありません。大手企業ではなくても、この会社なら安心して働けるだろうと思いました。 はい、主な仕事は資材調達です。お客様からの注文が入るたびに、部品の在庫を確認して、不足している部品があったら手配します。システムに入力すれば、ある程度は自動的に照合して不足部品をリスト化してくれるようになっています。 資材調達の仕事では、「いかに低価格で仕入れるか」が永遠の課題です。部品の仕入先になる複数の協力企業に見積りをお願いして、低価格で納めてくれる企業を探しては部品加工をお願いするように心掛けています。ただ、値段だけではなく品質も重要です。見積りを出してくれた企業の過去の品質実績について、品質保証部の先輩に教えてもらって、低価格でありながら高品質の部品を納めてくれる企業に発注するように注意しています。 あるときには、これまでの取引先から、従来よりも値上げされた金額で見積りが届いたことがあります。そこで複数の企業に見積りをお願いしたら、別の部品をお願いしている企業から10%ほども安い価格で見積りが届きました。何も考えずにこれまで頼んでいた企業に発注するのではなく、値段に疑問を感じたから他の会社に声を掛けて、費用を抑えることができました。自分なりに会社に貢献できたなと感じた出来事でしたね。 そういった費用を抑えることも大切ですが、それ以上に大切なのはお客様への納期を守ること。お客様と約束した期日に間に合うように製造できると、部品を手配した私としても自分の仕事に満足できます。 小さい会社である分、社員間の距離が近いです。例えば新しい案件の場合、設計部から図面が届き、図面を見て必要な部品を注文することになります。けれど、新しい部品を発注するときには、分からないことも当然出てきます。そんなときでも気軽に設計部へ質問に行ける雰囲気があります。 それに、部長や課長と話ができる機会も多いです。当社で働いていると、部長や課長から親身に指導してもらえます。他部門の部長・課長は、生産部とはまた違った視点で生産に関する考えを持っています。そういった別視点からの助言をもらうことが、自分の成長に役立っていると感じます。そのようなところも、当社で働く魅力の1つだと思います。 やはり資材調達の担当者として、会社が目標としているコスト削減に貢献することです。部門の中でもコスト削減に一番貢献できる人材になりたいです。 私自身は「何をやりたいか」を重視して就職活動をしました。そこが定まっていると、分からないことがあったら、説明会に参加している企業の先輩社員に納得できるまで質問することで、就職する企業を見極めることができます。 就職活動で初めて自分の人生を決めることになる人も多いことでしょう。妥協せず、とことん追求して考えることで、悔いのない就職先を見つけてほしいです。 注)掲載している情報は、取材日(2013年7月)時点のものです。

11.jpg 生産部 購買課 資材係 大野さん
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