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HKT 株式会社

HKT 株式会社 エアーホーン、排気ブレーキ、排ガス処理。大型車に不可欠な製品造り<br>機械式から電気式へ、製品単体から装置全体へと領域を拡大。エアーホーン・排気ブレーキ・排ガス処理といったトラックやバスの機能に不可欠な製品を造る

HKT 株式会社

エアーホーン、排気ブレーキ、排ガス処理。大型車に不可欠な製品造り
機械式から電気式へ、製品単体から装置全体へと領域を拡大。エアーホーン・排気ブレーキ・排ガス処理といったトラックやバスの機能に不可欠な製品を造る

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輝く技術 光る企業

HKT 株式会社

エアーホーン、排気ブレーキ、排ガス処理。大型車に不可欠な製品造り 機械式から電気式へ、製品単体から装置全体へと領域を拡大。エアーホーン・排気ブレーキ・排ガス処理といったトラックやバスの機能に不可欠な製品を造る

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  • 社名:HKT 株式会社
  • 設立年月:1954年3月
  • 資本金:8,552万円
  • 従業員数:170名
  • 代表者:代表取締役社長 長屋 捷治
  • 社員平均年齢:39.5歳
  • 初任給:大卒199,792円(2014年度実績)
    *経験者は当社規定と専門能力により決定します
  • 主な勤務地:本社工場
  • 休日:週休2日制、年間118日(GW7日、夏期10日、年末年始8日など)
    年次有給休暇:初年度10日、最高20日(算定期間7月~6月)
  • 本社所在地:東京都八王子市楢原町1457-1
  • 電話番号:042-624-1171
  • 公式HP:http://www.hkt-jp.com/
  • ・エアーホーンや電磁弁など、トラック・バス向け製品を製造
  • ・製品単体から装置全体へ。産業用エンジン排ガス処理装置に挑戦
  • ・社員教育に外部の力を活用。新卒採用を続け、若手社員を育成
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業種

電磁弁・グロープラグ・ホーンなど、商用車用部品・ディーゼルエンジン用部品・アクセサリーパーツの自動車部品の開発・製造

事業紹介

わが国にて初めてとなるエアーホーンの製造開始以来、トラック・バスの国内大型自動車メーカー4社様とのお取引をいただき、今日では商用車用電装部品とディーゼルエンジン部品の専業メーカーとして、 高性能かつ高品質な製品をご提供することにより、お客様より高い信頼をいただいております。

主要製品としては、高寿命・高応答性・省電力のマグネチックバルブおよび急速加熱のグロープラグが挙げられます。これら優れた製品は、新型トラック・バスならびにディーゼルエンジンの高性能化、すなわち低公害・安全・省資源と十分な動力性能に寄与するものであります。

さらに最新のニーズにお応えすべく、グローバルマーケティングを視野に入れた新規プロジェクトを進行させております。

私たちHKTは「多品種少量の製品をどこの会社より上手く、ミニマムコストで造りお客様に提供できる会社」を目指しております。

【事業内容】エアーホーンや電磁弁など、トラック・バス向け製品を製造

ホーンを鳴らす、急ブレーキを掛ける、排ガスを処理する。走ること以外にも、自動車には多数の機能がある。HKTが手掛けるのは、そうした機能に必要なエアー/電気ホーンや電磁弁などのトラック・バス向けの製品だ。 同社は60年以上前、日本で初めてエアーホーンを製造開始。当時は床のボタンを踏んで鳴らす機械式の仕組みだったが、次第にハンドルのボタンを押して鳴らす電磁弁に。電気関連の製造技術も磨くことで、圧縮空気の流量を電気制御する電磁弁の製造なども依頼されるようになった。 電磁弁の用途は、大型自動車が補助ブレーキとして使う排気ブレーキや、排ガスの処理などに不可欠な製品。1台に搭載する点数も、ここ20年ほどで約2倍に増えている。

04.jpg 燃料噴射ポンプに組み込まれるカットバルブ。
開閉することで燃料の流れを制御する

【プロジェクト】製品単体から装置全体へ。産業用エンジン排ガス処理装置に挑戦

排気ブレーキの機能は、電磁弁にシリンダーなどを組み合わせることで初めて実現する。HKTは「電磁弁は車両のどこに設置されることになり、エアーをどの様に供給し、どんな機能を実現するのか」と意識して、用途に合った電磁弁を開発。形状・応答速度などを工夫して、トラック・バスメーカーが扱いやすい電磁弁を生み出してきた。 そんな意識を持って仕事に取り組んできたことで、電磁弁を組み込む装置全体のことにも詳しくなった。その知識を生かして、数年前から電磁弁と複数の製品を組み合わせた排ガス処理装置の開発に着手。トラクターや芝刈り機などの農機具向けに販売を開始し、少しずつ売上を伸ばし始めている。

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【社内制度】社員教育に外部の力を活用。新卒採用を続け、若手社員を育成

機械式だけでなく電気式も、製品単体だけでなく装置全体も。そのように技術領域を拡大していくのに必要な知識・技術を社内に蓄えようと、HKTは毎年2~3人の新卒採用を十数年以上も継続。中小企業大学校など、外部の教育・研修機関を利用しながら人材育成に力を入れてきた。 5年ほど前からは、取引先のトラックメーカーに自社社員を出向させる取り組みを開始。取引先の中に入って一緒に働くことで、その会社の考え方・仕事の進め方を吸収してきた。 1年に数人づつ取引先の職場を経験させることで、社内にも徐々に変化が。取引先から学び、大局的に物事を考えて段取りできる社員が増えたことで、以前よりも仕事が効率的になったと実感している。

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07.jpg HKTで働く社員は、ほとんど新卒で入社。
先輩たちが仕事の進め方を教えながら一人前に育ててきた

社長メッセージ
夢を持てば自然と力が湧いてくる。助けてくれる周囲への感謝も忘れないで

代表取締役社長
長屋 捷治さん
――貴社が作る電磁弁は、トラックやバスの中でどんな用途で使われているのでしょうか。 一例として、ディーゼルエンジンで走るトラックに取り付けられるDPF(排気微粒子除去装置)があります。燃料が燃え切らないとすすが生じて煙が黒くなるので、排気する前にはDPFに通し、内部にある小さな穴の空いたフィルターですすを吸着しているのです。 当然、すすを吸着してそのままにしていると、そのうちにフィルターの穴が詰まってしまいます。そこで吸着したすすに高熱を掛けて、完全に燃焼させることで詰まりを取る処理をします。その処理の際、空気の流れを変えるために当社の電磁弁が必要になってくるのです。 それ以外にも、トラックやバスのさまざまなところで当社の電磁弁は利用されています。エアー/電気ホーンを含めると、1台当たり十数点は当社の製品が搭載されていることになりますね。 今後も事業を継続させるため、売上の規模を大きくし、より土台のしっかりとした会社にしたいと考えています。 具体的には、今は50億円ほどの売上を、10年後には2倍の100億円に増やすという目標を立てています。今のまま、製品単体で売っていては、売上を倍増させることは難しいでしょう。複数の製品を組み合わせた装置作りに比重を移していく必要があります。 装置を作るとなると、これまでと違う特徴を持った人材を採用・育成する必要もあるでしょう。極端な例になりますが、文系出身で技術に関する専門的なことは分からなくても、進捗管理や部署間の調整に長けた社員を設計開発の部署に配属した方がいいのかもしれません。 そのような可能性も視野に入れながら、まずは3年かけて、年間売上100億円を達成できる組織づくりに力を入れていく計画です。 夢と感謝、この2つを大切にしてほしいですね。 夢を持ち、「夢を実現するには、これを達成しなくてはならない」と目標を持って仕事に取り組めば、自然と力が湧いてきます。 また、そうした夢の実現を目指そうとするなら、周囲の協力は欠かせません。周りの人に手助けしてもらうことに対して、感謝する気持ちを忘れないでください。 社会人になったばかりのころは、どうしても独り善がりになってしまいがちです。上司・先輩の意見をよく聞いて、周囲と力を合わせながら仕事を進めていくように意識してください。 そのときに、自分の意見をはっきりと述べ、相手の意見にしっかりと耳を傾けるようにしてください。 そうすることで、初めて互いのことについて理解を深められ、職場で良好な人間関係を築けるようになると私は考えています。

08.jpg 代表取締役社長 長屋 捷治さん

先輩メッセージ
自分なりに考えた工夫を喜んでもらえる。働くことが本当に楽しくなる

生産技術
久保さん
――この会社への入社を志望した理由を教えてください。 子供のころはミニ四駆が人気で、私もよく作って遊んでいました。それ以外でも、夏休みに親と一緒に工作をするのが好きだったので、大学で機械工学を専攻しました。 就職活動を迎えたときにも、「モノづくり企業で働こう」と思い、その中でも自分の好きな自動車関係のメーカーを希望するようになったのです。 自動車関係のメーカーを何社か見学させてもらった中でも、当社はとても明るい雰囲気でした。工場見学の際も見学する先々で社員の方からあいさつをしていただいて、気持ちよかったですね。 もう1つ、働くなら大企業よりも中小企業がいいとも考えていました。「大企業で働いていると何かの仕事に特化することになるが、中小企業ならいろいろな仕事ができる」と聞いていましたから、中小企業で働く方が自分にとっては面白そうだと思ったわけです。 生産技術として働いています。生産ラインで製造装置に不具合が出たら原因を突き止めて解決したり、製造時に必要な治具を設計したり、先輩たちと一緒に検査装置を設計・開発したりすることもあります。入社前に期待していたとおり、幅広い仕事を任せてもらえていますね。 この仕事をしていて、一番充実感を得られるのは、生産ラインで組み立てなどを担当している社員から「この前作ってくれた治具、よかったよ」「あの工夫をしてくれたことで、作業がずっと楽になった」と感謝してもらえることです。そうして喜んでもらえるように、もっと工夫しようと効率的な作業方法を毎日考えています。 例えば、空気漏れを防ぐためにシール材を詰めてから、ねじを締める工程があります。そのとき、ねじ付近にシール材のかすが付着してしまうため、作業担当者が手で払って取り除いていました。けれどそれでは、手で払う分、時間がかかってしまいます。そこで吸引器のホースを延ばして、シール材のかすを自動的に吸い取れるように工夫したことがあります。 その他にも、ハンマーで何度も叩いて成形していた工程向けに専用の治具を設計し、プレス加工機を使って短時間のうちに成形できるように改善したこともあります。そうして自分なりに考えた工夫が喜んでもらえると、働くことが本当に楽しくなってきますね。 とても自分の意見を述べやすい環境です。上司も快く耳を傾け、いいところは取り入れてくれて、間違っているところは「もっとこうした方がいい」と改善案を出してくれます。 「治具を設計するときには、作業担当者が手を切らないように尖った部分を少なくする」など、そうした上司とのやり取りを通じて学んだことは多いです。自分の意見を上司に伝え、助言してもらうことで、技術者として成長が促されていると感じます。 当社は製品検査装置をメーカーから購入せず、自分たちで設計・開発しています。 今も先輩が設計した検査装置作りを手伝うことはありますが、いつか自分の力で検査装置を設計してみたいです。生産ラインの人たちが使いやすい装置を考えたいですね。 学校で学んでいたとき、「こんなことは、社会に出てから役に立たないだろう」と思っていたことが、意外と仕事で役に立つことがあります。 例えば治具を設計するとき、「金属の厚みをどれくらいにすれば耐久性は十分か」を計算するには、学校で教わった力学を使うのですが、私はすぐに計算ができず苦労したことがあります。講義を真剣に聞いておけばよかったなと思いましたね。 そうした後悔をしないように、普段の勉強も疎かにしないで取り組むように心掛けてください。

09.jpg 生産技術 久保さん
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先輩メッセージ
モーターショーで「担当した製品が使われている」と発見。それが何よりの喜び

設計開発
吉田さん
――モノづくりの仕事を志すようになったきっかけを教えてください。 小さなころから自動車が好きでした。自分で自動車を作ってみたいと高等専門学校に進み、ソーラーカーを開発して走らせる部活に入り、大会にも出場したほどです。 当然、就職先も「自動車関係のメーカーがいい」と考えていました。それで学校に送られてきていた求人情報を調べてみて、トラックやバス関連の製品を作っている当社に興味を持ったのです。 応募後に工場見学させてもらう機会があり、工場を案内してくれた先輩社員がとても人当たりよく、話しやすい人だったことを今も覚えています。工場の作業内容について説明してくれたとき、「学生にも分かりやすく話そう」と気を配ってくれていることが伝わってきました。「こんな心配りのできる人たちと一緒に働きたい」と感じるようになりましたね。 設計開発の部署に配属されてまだ2年目で、さまざまな業務を少しずつ経験しているところです。 新製品を開発することもありますが、今ある製品を改善する仕事を任されることが多いです。2~3人で一組になり、機能や耐久性を改善したい製品を任されます。CADを使って設計を見直し試作品を作り、それを試験してどれくらい改善できたかと評価するところまで担当することになります。 大企業で設計開発の仕事をしていると、設計の一部分だけを担当することになると聞いたことがあります。一方、当社の仕事は、図面を描くだけでなく、試作品に必要な部品の製作を依頼して、届いた部品を組み立て、検査・評価するところまで、すべて自分でやります。モノづくりをしている実感を持ちながら働けるのが、当社で働く魅力だと思いますね。 この仕事を始めてから、一番楽しみにしているのは、モーターショーに行くことです。トラックメーカーの展示ブースに真っ先に足を運び、「自分の担当した製品はここに使われている」と確認しては喜びに浸っています。 とても話しやすい人が多いところですね。優しい人ばかりで上下関係もそれほど厳しくなく、何でも気軽に相談できます。 私の場合、設計開発に配属されてからしばらくは、耐久試験のやり方がよく分かりませんでした。耐久試験装置に入れた試作品が動かないように固定する治具の作り方など、未経験のことが多くて困りました。そんなときには同じ部署の人によく相談して、助けてもらっていましたね。 製品の開発・改善は2~3人で担当しており、私は今、主担当の先輩を手伝う立場です。 1日でも早く主担当を任せてもらえるように成長し、新しい製品を自分の力で作ってみたいですね。もっと強く「自分の作った製品だ」と思えるようになりたいです。 モノづくり企業で働くようになると、電気工事士や危険物取扱者の資格など、何かの作業時に資格が必要になることもあります。 社会人になってからでも資格は取れますが、学生時代の方が資格取得のために勉強する時間を作りやすいです。時間に余裕がある学生時代のうちに、仕事で必要になりそうな資格を取っておいた方がいいと思います。 注)掲載している情報は、取材日(2015年1月)時点のものです。

11.jpg 設計開発 吉田さん
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