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株式会社 井口機工製作所

株式会社 井口機工製作所 井口機工製作所が、ついに海外への販路開拓を始める!<br>社員を大事に、そして製品を大事にすること。それは、井口機工とデュポン社共通のコア・バリューでした。

株式会社 井口機工製作所

井口機工製作所が、ついに海外への販路開拓を始める!
社員を大事に、そして製品を大事にすること。それは、井口機工とデュポン社共通のコア・バリューでした。

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輝く技術 光る企業

株式会社 井口機工製作所

井口機工製作所が、ついに海外への販路開拓を始める! 社員を大事に、そして製品を大事にすること。それは、井口機工とデュポン社共通のコア・バリューでした。

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  • 社名:株式会社 井口機工製作所
  • 設立年月:1969年(昭和44年)
  • 資本金:4,500万円
  • 代表者:井口 薫
  • 所在地:【本社・練馬工場】東京都練馬区南大泉1丁目20番7号
    TEL:03(3923)1211
    FAX:03(3923)8100
    【大阪支店】大阪府大阪市東住吉区杭全6丁目1番11号
    TEL:06(6710)2111
    FAX:06(6710)1117
    【名古屋オフィス】愛知県名古屋市中村区則武本通1丁目34番601号
    TEL:052(486)7557
    FAX:052(486)7565
    【福岡オフィス】福岡県福岡市博多区博多駅南5丁目10番13号701
    TEL:092(482)3711
    FAX:092(482)3700
    【府中工場】東京都府中市四ッ谷5-40
    TEL:042(361)8783
    FAX:042(360)7899
  • 公式HP:http://www.isb-iguchi.com/
  • 「社員が100%の力を出せるようにしてあげれば、会社の業績は必ず上向いていきます。」井口社長と海外担当の井口威佐美取締役(社長の奥様)は、21世紀になってからの井口機工製作所の躍進ぶりをそのようにお話しされました。社員を個人として尊重し、製品がもつブランド価値を大切にするという企業理念。外部からの指摘は、これが井口機工独自ではないことを教えてくれました。それは、米国化学業界の巨人デュポン社の取締役の一言が証明しています。「井口機工と当社のコア・バリュー(企業理念)は同じですから。」
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業種

ボールベアー、ターンテーブル等の開発、製造及び販売

事業紹介

ボールベアー、SW型特殊車輪、戸建住宅免震用支承、エアボールリフタ、
ターンテーブル(建設大臣認定935号)、ヴァイレス、立体駐車場用落下防止装置、
落下防止装置用ソレノイド

人づくりと環境変化が連動した事が、大きく飛躍するきっかけとなりました。

「当社の主力製品の1つ、ボールベアは、ドイツやアメリカにあるものをヒントにして、当社で改良を重ねた結果、独自のブランド、ISBとして結実したものです。当時は、日本の高度成長期の真っただ中、製造業は活気にあふれ、工場内の物流が人海戦術から無人化へ、いわゆるファクトリーオートメーションへと進化を始めた時でした。当社のボールベアも、どんどん提案をしていくことで順調に売れていきました。」 そして、今の井口薫社長での新体制となり、若手の募集をスタートさせました。それが、井口機工製作所に新たな風を吹き込んだのです。井口社長はその当時のことを説明されました。 「当社の大きな転換点、それは現在の幹部候補社員である若手の募集を開始したことからですね。それによって、社内の雰囲気が変わりました。いつのまにか、小さな町工場だった当社が、企業へと脱皮し始めたのです。人の力は大きいなぁと感じましたね。また、若手社員は皆、それまでの当社での常識というかしがらみがない分、自由闊達に意見を述べます。そのことと、時代の環境の変化が当社の事業拡大を後押しする事になりました。」 時代の環境変化、その中で大きいのは、建設基準法の改正と家電の主力製品の交代だと、井口社長は述懐されます。 「当社の主力商品の1つであるターンテーブルも、マンション等の集合住宅で駐車場をある程度整備しなくてはならないという法令改正があり、急激に市場が拡大したのです。そこに営業攻勢をかけた事が好走しました。また、ボールベアでは、テレビがブラウン管から薄型へ、液晶へとシフトしてきたのです。これも製品を売り込むチャンスということを若手社員が発掘し、液晶や半導体製造装置・クリーンルーム向けの製品開発に着手し、市場化を果たすことに成功したのです。」 井口機工のさらなる挑戦は続きます。そこには、若手社員を中心に、100%の能力を引き出すための人づくりがあります。

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熱烈ラブコールで実現したデュポン社との出会いが、営業部員一同に勇気を与えました。

井口機工では、米国化学メーカーの巨人デュポン社と共同での製品開発や特許申請の実績があります。海外担当の井口威佐美取締役は、デュポン社との出会いを感慨深げにお話しいただきました。 「当社で、過酷な環境下でも大丈夫なボールベアの開発をしていて、ある樹脂がどうしても欲しいと営業と開発担当者からの要望がありました。その樹脂を開発しているのが、デュポン社だったのです。早速、連絡を入れましたが、最初は全く反応がない。当たり前ですよね、単なるいたずらだと思われたのです。実際多いという事でしたから(笑)。でも、当社の営業はがんばりました。日本とアメリカ本社に1週間、メールと電話をし続けたのです。そして思いが通じました。」 デュポン社とは、その後タイアップで共同開発しよう、特許を取ろうという段階にまで急速に親密となりました。井口機工の熱烈なラブコールが、米国の巨人に通じたのです。 「営業のメンバー全員に、このように思いは必ず相手に通じるからやりとおしなさい。そして、一生懸命にやっているということを相手が理解できれば、必ずその担当者はみていて、同じ条件なら、井口にしようといってくれる。と話しています。」 デュポン社とは、今も非常に緊密な関係となっています。年に数回の訪問をお互いに行い、新製品の開発や新市場進出に向けた情報交換等を活発にしています。 「先方の取締役からは『井口機工とデュポン社のカラーはよく似ている』といわれます。それは、社員を大事にして、製品を大事にして、外部との交流や取引についても真摯に取り組むということです。井口機工に比べたら、デュポン社は巨大企業です。ですから、良い素材であれば、いろんなボールベアメーカーに販売してもよいはずですよね。ところが、それは絶対にしない。なぜか?井口機工製作所を信用しているからです。だから、デュポン社でも信義を守る、非常に真摯な取り組みを全ての取引先にしているのです。」

iguchi-kiko_ph03.jpg 井口 薫社長

今後は、足元を固め、海外展開を充実していきたい。そのための絆づくりに注力していきます。

今後、井口社長は、まずは国内市場の活性化をしていこうと考えています。 「まだまだ国内市場で当社のシェアを伸ばすことはできるのではないだろうか、そう思うのですね。つまり、国内市場を改めて掘り起こしていきたい。当社の営業部員が決して手を抜いているとはいいませんが、既に100をやっているのであれば、150の営業活動をやろうといっています。それは、現代版の御用聞きのようなものだと。つまり、常にお客様の側にいて、ニーズをお聞きし、埋もれている場合には掘り返していくべきだとね。そして、私は社長としてのトップセールスを強化していく。当社の製品は素材も技術も十分に競争優位性はあるので、営業力強化でさらにシェアを高めていきたいのです。」 一方、海外展開に対しても積極的にアプローチをしていきたいと、海外担当の井口威佐美取締役はお話しされました。 「海外でキーパーソンに会ってきなさいと社員に指示しました。しかし、中々会うのは難しいという連絡が・・・。そこで、会えるまで毎日、ずっと事務所の前にいなさい。そして必ず名刺を渡してきなさい。と重ねて指示をしたのです。結果は、デュポン社と同じように商談へと結びつきました。帰国した営業担当は、『威佐美さん!通じました(笑)』と笑顔で話してくれました。」 威佐美取締役がアメリカに出張した時にも、取引先からびっくりされることがあるそうです。 「当社でコストダウンできる方法ができたので、説明させてほしいといってアメリカに出張したのです。先方からすれば、そんなことはメールでよいではないか?といわれるのですが、こちらは、直接お話したいとお願いして会っていただくのですね。やはり、そこは人間同士、面と向かってお話ししていれば、いろんな情報も得られるし、別のお客様をご紹介いただくこともあります。」 そして大切なのが、まめに答を出すようにすることだそうです。 「アメリカ企業の場合、先方からの質問のメールをその日のうちに答を出して返信するようにしました。そうすると何が起こるか。ちょうど時差的には先方は業務を終え質問を出しておくと、翌朝の業務開始には答が当社から出ているという状況になるわけです。タイムリーな返事を出し続けると、それは素晴らしい信頼関係を生むことになりますね。そのことは当社の営業チームにも徹底させています。」 日本市場とともに高い成長率を誇る新興国市場や先進国市場において、確かなポジションを確立するための絆づくりは続いていきます。

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元気をくれるような人に会いたい。それは、世界共通です。

最後に、井口社長に、井口機工製作所に必要な人材について伺いました。 「元気でやる気のある人、あいさつをきちんとできる人がいいですね。これは、基本的な人間性があれば大丈夫です。先日、大阪にて2名採用し、彼らが研修で東京に来ているのですが、とにかく元気です。朝出社すると、まず大きな声で『おはようございます。』いやぁ、オフィスの雰囲気が変わるのです。それがいいですね。」 さらに、欲しい人材を威佐美取締役にお話しいただきました。 「海外担当の私としては、欲しいのはネイティブです。そのために、ベトナム人を現地で採用して日本で就職するプロジェクトを進めています。その時は、本社工場で就業してもらう予定ですが、今から大変期待しています。なぜなら、ベトナムで日本企業での就業の機会を与えられるのは、ごく一部、そしてその中で当社に就業できるのは、彼らにとっての『ジャパニーズドリーム』なのですね。ですから、彼らはがむしゃらになって必死に仕事に取り組む筈です。その環境づくりとして十分なケアをするために、私はベトナム語を習得する予定です。」 井口機工製作所では、今日も社員が一丸となって、お客様からの要望に、真摯に応える営業活動、技術開発が進行しています。それは、ごく自然な井口機工製作所の姿なのです。

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iguchi-kiko_ph07.jpg 井口 威佐美取締役

先輩メッセージ
井口機工ファミリーの一員となったこと。それが私の誇りになっています。

営業部
李 海英さん
私は、2002年10月に日本に来ました。日本語学校を経て、大学に進学、その後は人材紹介会社に就職しました。その人材紹介会社の営業として、井口機工製作所に訪問したのです。そこで、一生懸命に海外の人材が井口機工のこれからの成長に重要だと力説していたら「あなたが当社に来ればいいじゃない。」ということになりました。後日、社長面接となり、井口社長から「これからは、李さんが井口機工の一員だよ。」と、まるで家族の一員のようにいわれたことが最高にうれしかったです。 そして私は今、当時の人材紹介会社の営業でプレゼンした通り、中国の営業担当として井口機工製作所の海外展開の営業活動の一翼を担っています。その他に日本でも埼玉県と東京を担当しています。時には、井口社長の中国出張に同行することもあります。そこでは、井口社長の言葉を通訳したりすることもあります。 これまでで一番うれしかったことは、ボールベアの商品知識ゼロから受注を初めていただいた時ですね。しかも、井口社長から最初の発注書を「李さん、注文書来ているよ。おめでとう」と紳士的にいわれました。注文されたモノは、工場の自動化に向けボールベアを使用したパレットのようなものはないだろうかと質問され、開発メンバーとともに提案した案件でした。本当に嬉しかったですね。中国では女性も男性と同じように仕事をしていて、しかも同じように見られています。しかし、日本では、『私が営業の李です!』といっても事務の人?というイメージで見られてしまう。ようやく、営業部員の一員に加われたような気がしました。 ボールベアはすごく小さな部品ですが、液晶パネル製造装置に組み込まれています。しかも、台湾・韓国・中国等海外のお客様にも採用されています。そしてターンテーブルは設計から製作・据え付けまでを一貫して行い、国内シェアは50%を超えています。中小企業といっても、中核となる技術を持っており、そのような環境にいることを誇りに思います。 最後に、就職活動をしている皆さん。必ず、あなたを必要としている会社があるはずです。ですから、ここはできる、ここはできない、やりたいことはやりたいと企業と対等な気持ちで面接にも臨むべきだと思います。諦めずに頑張ってください。

iguchi-kiko_ph08.jpg 李 海英さん
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先輩メッセージ
失敗を恐れず、チャレンジを許してくれるトップがいる。個人の意志を、とことん尊重してくれる会社です。

営業部
片岡 勇人さん
私は、元々は自動車製造工場に勤務していました。ライン作業ばかりで営業の仕事をしてみたいと思い退職した時に、ターンテーブルの据え付け現場に立ち会ったのです。そこで、井口機工製作所の仕事内容を聞き、非常に興味を持ちました。東京勤務と聞いて正直悩みましたが、事業の将来性を感じ入社しました。その判断は間違っていなかったと思います。今では、東京都内および神奈川県、新潟県、長野県、山梨県を担当して営業活動をしています。 営業といっても、最初はモノづくりの現場に立って営業をするべきだということで、練馬・府中工場にいって、モノづくりを体験することになりました。そのことも結果として非常によかったですね。自分が営業している製品の構造を熟知していないと、本来の技術営業はできないからです。これは、ターンテーブルにもあてはまります。ターンテーブルは営業マンが実際に据え付けにいくことがあります。営業上は据え付けをするのは、効率的ではありません。それよりも、本来の営業活動に注力するべきだということです。しかし、据え付けも経験しておかないと、納期等で現場での対応や判断ができなくなります。ですから、社長に『据え付けをやることも重要だ。』と直談判しました。結果、営業活動に支障が出ない限りやらせていただくことになりました。 当社のボールベアは、半導体・液晶系の製造装置の一部品として採用されています。そして、最近では太陽電池パネルの製造装置にも採用されてきています。これは、当社の技術や製品開発でしかできないという、お客様の期待があるのです。そのことを私は誇りに感じています。 一生続けていきたいと思う仕事、会社と出会う事が一番いい事です。私にとって、井口機工製作所は、自分の意思を尊重してくれる会社です。それは、『とりあえずやってみろ。失敗を恐れるな!』という井口社長のメッセージがあったからです。しかも、どんどん新人が入社してきています。しっかりしなくてはならない。と自分を発奮させる毎日です。

iguchi-kiko_ph10.jpg 片岡 勇人さん
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