<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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株式会社 伊東NC工業

株式会社 伊東NC工業 1m超の部品も対応可能。次世代自動車の試作部品を精密加工<br>大型部品も加工可能な工作機械がずらり。加工品の測定にこだわった結果、測定に役立つ自社製品も生み出した

株式会社 伊東NC工業

1m超の部品も対応可能。次世代自動車の試作部品を精密加工
大型部品も加工可能な工作機械がずらり。加工品の測定にこだわった結果、測定に役立つ自社製品も生み出した

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輝く技術 光る企業

株式会社 伊東NC工業

1m超の部品も対応可能。次世代自動車の試作部品を精密加工 大型部品も加工可能な工作機械がずらり。加工品の測定にこだわった結果、測定に役立つ自社製品も生み出した

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  • 社名:株式会社 伊東NC工業
  • 設立年月:1980年10月(創業:1973年1月)
  • 資本金:1,000万円
  • 従業員数:23名
  • 代表者:代表取締役 伊東 歌津己
  • 社員平均年齢:37歳
  • 初任給:当社給与規定による
  • 主な勤務地:東京都武蔵村山市伊奈平2-70-1
  • 休日:日曜日、国民の祝日(振替休日を含む)、その他会社が指定する日
  • 本社所在地:東京都武蔵村山市伊奈平2-70-1
  • 電話番号:042-560-8415
  • 公式HP:http://www.ito-nc.com/
  • ・次世代自動車に使う試作部品、1m以上のものまで精密加工
  • ・測定の徹底と若手社員の採用・育成で、顧客に安心を
  • ・ねじ穴の位置測定を高精度にするネジピンゲージを開発
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業種

・立型・横型・マシニングセンター加工/三次元製作・同時5軸加工
・NCL加工・ワイヤーカット加工/その他各種精密機械部品製作
・各種治具工具製作、金型製品および組立/ネジピンゲージ開発・販売
・マイクロガイド開発・販売

事業紹介

お客さまのニーズにお応えします。
マシニング、NCLの工作機械は常に最新鋭機器を設備し、あらゆるニーズに対応すべく努力しています。

【自動車部品の試作・開発】
現在走っている自動車ではなく、数年後に走る自動車のエンジン、エンジン回り、足回り等の重要な部品を製作しています。

【自社製品】
ネジピンゲージという測定に使う治具を製作、販売しています。
販路拡大を目指し、諸々の展示会等に出展しています。

【高品質】
素材から加工、処理、検査までの一貫製作により手配業務の工数を削減します。
材料取りから機械加工、熱処理、仕上げ、表面処理、検査まで一貫して受注製作しますので、お客様の手配業務の工数削減を可能にします。

【短納期・低価格】
工程集約による、短納期、低価格を実現します。
社内設計による加工治具にて、工程を集約。複合機、多軸機による工程を集約します。

【事業内容】次世代自動車に使う試作部品、1m以上のものまで精密加工

1辺が最大1m以上もある金属を加工できるマシニングセンタなど、伊東NC工業の工場を訪れると、ずらりと並ぶ大型工作機械の迫力に圧倒される。 それだけ大型の工作機械をそろえているのは、自動車関係の試作部品加工を引き受けることが多いから。エンジン関連の部品など、大型・複雑な部品であっても作り出せるように設備を整えてきた。 しかも、依頼されるのは数年~十数年先に発売される新型車に使われるかもしれない部品だ。新素材を使っていたり、これまでにない斬新な形状をしていたりする部品が大半。これまでのやり方では加工できないことも多く、加工方法を試行錯誤しながら、顧客から受け取った設計図どおりに加工してみせる。

03.jpg 大型の工作機械が何台も並んでいる
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【独自戦略】測定の徹底と若手社員の採用・育成で、顧客に安心を

伊東NC工業が重視しているのは、顧客に安心して仕事を任せてもらえるようになること。そのために、2つの点に気を配っている。 1つは、加工した部品が設計図どおりに仕上がったかと正確に測定してから出荷すること。工場の一角に3次元測定機などを備えた検査室を設けて、1つ1つの部品を出荷前にしっかり測定している。 もう1つは、何年~何十年経っても取引を続けてもらえるように、若手社員の採用・育成に注力すること。高齢の社員ばかりでは「この人が引退したら、大丈夫なのか」と不安に思われてしまう。そこで若手社員を積極的に採用し、着実に技能を伝承していくことで、何年~何十年先も難しい仕事を引き受けられるように努めている。

04.jpg 大型部品も測定できるように、
三次元座標測定機も大型のものを導入

【プロジェクト】ねじ穴の位置測定を高精度にするネジピンゲージを開発

そのように、測定に力を入れてきたことで、同業の部品加工企業向けに販売する自社製品の開発にも成功した。マイクロメーターの測定準備をしやすくする「マイクロガイド」と、3次元測定機を使ったねじ穴の位置測定を高精度にする「ネジピンゲージ」だ。 特にネジピンゲージは、特許も取得し、問い合わせも増えている注目製品。ねじ穴の側面にはらせん状の溝が刻まれていて、正確な測定が難しいことから、ねじ穴にピンをはめて高精度に測定しようと考えた。ぶれが出やすかったねじ穴の位置計測、ねじ穴間の距離計測などの精度が上がり、0.01mm単位で測定可能にした。売上も急成長中で、会社を支える柱の1つになるかもしれないと期待を寄せている。

05.jpg 売上が増えているネジピンゲージ

社長メッセージ
新しいことに挑戦してやり遂げたときに得られる喜び。それこそモノづくりの魅力

代表取締役
伊東 歌津己さん
――社長として、普段から社員に伝えていることを教えてください。 新しい技術に挑戦することを大切にするように語り掛けています。 モノづくりに携わっていると、今まで自分たちがやったことのない加工を依頼されることが多々あります。そのときに「できない」と決めつけて断るのではなく、「やってやろう」と新しいことに挑戦する姿勢を大事にしています。 そうすることで、お客様から信頼されて、また新たな仕事がもらえるようになります。会社としての成長につながるわけです。 そして何より、新しいことに挑戦して、それをやり遂げたときに得られる喜びを感じてほしいですね。それこそが、モノづくりの仕事をする最大の魅力だと思います。 当社では、社員に学びの機会を積極的に提供するように心掛けています。そのような学ぶ機会が刺激になって、社員が成長することこそ、何よりも大切にしたいと考えているからです。 とはいえ、自社ですべてのことを教えることはできません。外部の力も借りながら学習の機会をつくっています。 例えば、技能検定を受けて資格を取得することを会社として勧めています。その結果、技能検定の合格者が何人も出てきました。もっと合格者を増やそうと、特に若手には積極的に検定を受けるように呼び掛けています。 さらに、他社の工場へ見学に行ったり、勉強会に参加したりする機会も増やすように努めています。最近では、ドイツで開催された工作機械の展示会に社員を行かせて、勉強させたこともあります。 当社は今年で設立41年目です。企業として50年、100年と継続させていきたいと考えています。 そのためには、人と技術を育てていくことです。これからは人と技術の育成に、ますます力を入れていくつもりです。 また私自身の思いとしては、日本の経済をモノづくりが底上げしていくことで、社会に貢献していきたいです。これまで中小企業は、国や地方自治体などから多くの支援を受けて助けられてきました。今後は逆に、中小企業がモノづくりを再び盛り上げていくことで、国や地方自治体を支えられるようになっていきたいですね。 もしモノづくりに携わるのであれば、自分の仕事に喜びを感じながら働いてほしいです。 モノづくりの世界は奥が深く、本当に魅力が詰まっています。だからこそモノづくりに携わる人には、その魅力を感じてもらって、「モノづくりの仕事を選んでよかった」と心の底から思えるほど、幸せになってほしいと願っています。

06.jpg 代表取締役 伊東 歌津己さん

先輩メッセージ
「やりたい」と言ったことに挑戦させてくれる。うまくいくと心の底から喜べる

第二製造部
島田さん
――どのような経緯で、この会社に入社したのでしょうか。 もともと私の兄弟が当社で働いていまして、その兄弟からの紹介という形で入社しました。 大企業だと「ここからここまでが担当」と明確に役割分担が決まっていて、仕事のやりがいをなかなか感じにくいのではないかと感じていました。ですが当社の場合は、最初に図面を渡されたら、完成させるまで、すべて担当者に任せてもらえると聞いていました。「そんな職場なら、やりがいを感じられるだろうな」と思えたのが、入社する上で大きな決め手になりましたね。 私は入社してから今日まで、工作機械を使った加工を担当しています。 最初は先輩社員に付いてお手伝いをすることで、少しずつ仕事のやり方を覚えていきました。そうするうちに、1人でできる作業が増え、「1人でやってみろ」と任せてもらえる仕事が多くなってきたのです。 加工の流れとしては、まずは設計図を渡されて、自分なりに加工方法を考え、その手順どおりに工作機械を動かすプログラムを組んでいきます。 慣れてくれば、苦労せずに加工できるようになってきますが、私は現状に妥協せず、常に工夫するように心掛けています。やはり仕事を任されたからには、できるだけ精度の高い加工をしたいですし、加工時間も短縮していきたいです。そうするにはどうすればいいのか、常に考えて工夫するようにしています。 自分たちから「やりたい」と言ったことに挑戦させてくれる環境です。やりたいことができるので、仕事がすごく楽しいですね。 そうして自分で「やりたい」と言って工夫した加工がうまくいくと、心の底から喜びを感じます。 私は社内で、管理委員会に所属しています。そこでは主に、工場の工具を管理する役割を担っています。 ですが現状では、工具を探すときに時間がかかってしまうことが多々あるのです。工具の管理方法を工夫して、会社全体で無駄な時間を省けるようにしていきたいですね。 「この知識は社会に出たら使わないだろう」と思っていた知識が、働いていると思いもよらないところで必要になることがあります。学校ではさまざまなことを学ぶことになると思いますが、「これは使わないから、勉強しなくていい」という考えは持たないでほしいです。 社会人になってからいろいろなことを覚えるよりも、学生時代に授業の中で覚えておいた方が長期的に見れば楽になるはずです。勉強に専念できる学生のうちに、がんばって学んでおいてください。

07.jpg 第二製造部 島田さん
08.jpg

先輩メッセージ
自分のペースで仕事ができて、私生活を大切にできる

第二製造部
長谷川さん
――この会社とは、どのようにして出会ったのでしょうか。 私はもともと機械加工を仕事にしたいと考えていました。以前は自動車関係の会社で修理工として働いていたのですが、「この部品を組み合わせていくと、どうして自動車が動くのだろう」と興味を持つようになり、やがて「自分で自動車を動かす部品を作ってみたい」と思うようになったのです。 でも仕事を探していた当時は、東日本大震災直後ということもあって、人材を募集している会社がほとんどありませんでした。 そんな中でも、求人情報を出していたのが当社でした。当社の求人情報を見つけたのは夜中だったのですが、「ここしかない」とその場で応募しましたね。 普段は大型自動車の部品や、試作部品を作っています。他に半導体製造装置の製作に携わることもありますね。 最近では、ラリー用の自動車に使う部品を製作したことがあります。完全に一点物なので、もし私の工程で加工精度が悪ければ、最初の工程からすべてやり直すことになってしまいます。とても緊張しましたね。無事に完成させることができたのですが、「こんなに大事な仕事を自分に任せてくれるのか」ととても意気に感じました。 そのように私が加工した部品が、有名なレースや街中を走る自動車で実際に使われていると思うと、すごくうれしいものです。 自分のペースで仕事ができるので、私生活を大切にできると感じています。 例えば以前、子供を迎えに行くために定時で帰らせてもらっていました。今でも、週末に予定があるときに早く帰らせてもらうなど、任された仕事をしっかりと完成させていれば、働き方は任せてくれます。周りの仲間たちも理解してくれて働きやすい環境ですね。 もちろん、納期まで余裕がなかったり、急いで仕上げないといけなかったりするときもあります。ですがそれ以上に、「自分のペースで働かせてもらっている」という感覚が強いです。素敵な職場だと思います。 ネジピンゲージのような、自社製品を作ってみたいです。 自分の趣味から着想を得て、そこから何か自社製品に生かせるようになれば、楽しいだろうと思いますね。 「好きなことを仕事にする」ことができれば、すごくいいことです。ですが、好きなことを仕事にしても、自分に適性があるかは分かりません。適性がなくて、その仕事をいつか続けられなくなってしまうかもしれません。 それなら、今の仕事を好きになってみたらどうでしょうか。私の場合、分からないことがあると、本を読んだりインターネットで調べたりしながら、学んでいきます。そうして学んだことを、部品加工の仕事に生かしていくと楽しく感じられるのです。自然と今の仕事をもっと好きになれています。このようにして皆さんも、自分の仕事を、好きになる工夫をしてみてください。 注)掲載している情報は、取材日(2014年7月)時点のものです。

09.jpg 第二製造部 長谷川さん
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