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エムティエスセンサーテクノロジー株式会社

エムティエスセンサーテクノロジー株式会社  生産ラインの自動化に必要な、絶対位置を出力する磁歪式センサーメーカー<br>社員の誇りが製品の信頼性に直結。磁歪式直線変位センサーのトップメーカーとして、グローバルな展開を図る

エムティエスセンサーテクノロジー株式会社

生産ラインの自動化に必要な、絶対位置を出力する磁歪式センサーメーカー
社員の誇りが製品の信頼性に直結。磁歪式直線変位センサーのトップメーカーとして、グローバルな展開を図る

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輝く技術 光る企業

エムティエスセンサーテクノロジー株式会社

生産ラインの自動化に必要な、絶対位置を出力する磁歪式センサーメーカー 社員の誇りが製品の信頼性に直結。磁歪式直線変位センサーのトップメーカーとして、グローバルな展開を図る

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  • 社名:エムティエスセンサーテクノロジー株式会社
  • 設立年月:-
  • 資本金:-
  • 従業員数:-
  • 代表者:代表取締役 亀若 真一
  • 社員平均年齢:40歳
  • 初任給:178千円(高卒)
  • 主な勤務地:東京本社
  • 休日:土日祝日、有給休暇、夏季、年末年始
  • 本社所在地:東京都町田市相原町737
  • 電話番号:042-775-3838
  • 公式HP:http://www.mtssensor.co.jp/
  • 生産ラインの自動化に欠かせないセンサーを製造するエムティエスセンサーテクノロジー株式会社。日本国内だけではなく、アジアでも必要とされる同社センサーは高品質だと評価され、また顧客ごとのニーズに合わせてカスタマイズしていることから顧客からの信頼は厚い。医療や災害防止などの分野でも採用されつつあり、現在は幅広いニーズに対応できる社員を育成するため、教育環境の整備に力を注いでいる。
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生産ラインの自動化を推進する“アブソリュート”センサー

磁歪式という独自方式のセンサーを開発し、生産ラインの自動化に貢献している企業がある。試験装置の世界的な大手メーカーとして知られる MTS Systems Corporation の日本子会社であるエムティエスセンサーテクノロジー株式会社だ。 外資系と言っても、同社の代表を務めるのは日本人の亀若真一代表取締役。亀若氏は、自社の高度な独自技術について、次のように分かりやすく語ってくれた。 「産業機械がオートメーション化を図る際に必要なのが、当社のセンサー技術です。『機械が次の場所に向かって移動する際、移動先となる座標を出力する装置』と言えば分かりやすいでしょうか」 例えるなら、昔のラジオにはボリュームを調節するダイヤルがあった。右へ回すと音量が大きくなり、左へ回すと小さくなる。そしてラジオを消してもダイヤルの位置は失われることがない。この仕組みを電子工学の理論で実現する最先端の技術が、同社の扱う「アブソリュートタイプ」の磁歪式センサーだ。 「アブソリュート」という言葉は「絶対的な」という意味を持つ。対して「インクリメンタルタイプ」のセンサーは、電源がオフになったり、ノイズの影響を受けたりすると、現座標を見失ってしまう。そこで一度元の座標に戻してから、次の座標に移動させる必要がある。一方、アブソリュートタイプのセンサーなら、座標を絶対値で出力するから、目標座標を見失ったり、元の座標に戻したりする無駄がない。 「プラスチックの成型や金属の成型の分野では、この装置が非常に有効です。当社は磁歪式直線変位センサーという技術を用いてアブソリュートセンサーを実現しておりまして、この分野ではトップクラスの技術力を持っています」と亀若氏は自信を見せている。

03.jpg 代表取締役 亀若 真一 さん

信頼性の高い製品を生み出す原動力は社員の「誇り」

同社のセンサーが開発されたのは40年ほど前。半導体などの分野に比べるとセンサーの分野は今でも通用する技術が多く、基本原理は変わっていない。とはいえ、技術革新は年々進んでいて、センサーはより高性能に、より知能的に、よりコンパクトに変化していると亀若氏は話している。 ただ、同社がいかにトップクラスの技術力を持ち合わせていても、世界中を見渡せば同種の製品を手掛ける企業は存在する。とりわけ最近は、中国製の安価な類似品が出回っていて、アジアに多くの顧客を持つ同社と競争になることも少なくない。 「グローバル化で国境がなくなりつつある昨今ですが、当社の製品が他社と最も異なる点を挙げるなら、それは信頼性 になるでしょう」と亀若氏。産業機械の心臓部に組み込まれるセンサーなのだから、問題があっては生産ラインの効率を落とすばかりか、生産ラインから生み出される製品そのものにも問題が生じる可能性すらある。その点、同社のセンサーは顧客からの信頼が厚く、また制御するソフトウェアも使い勝手に優れていると高評価だ。 なぜ同社のセンサーが顧客から信頼されるのか。その原動力となっているのは社員の「誇り」だと亀若氏は言う。 「業界トップの誇りを社員が持っているからこそ、自ずと製品の質も高くなります。品質の高い製品を顧客に提供し、生産性向上に貢献することは、すなわち社会に貢献しているという満足感につながります」 その気持ち、誇りこそがさらに品質を押し上げ、同社の地位を不動のものにしていると亀若氏は分析している。

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社員の誇りを育てるため、「センサーアカデミー」などを計画

「自社に誇りを持て」と経営陣が呼び掛けるだけで、社員の自信が育つわけではない。社員が自信を持てるか否かは、企業体質にもよるからだ。 そこで亀若氏は、会社の経営状態や長期目標、指針などを共有するのに加え、社員の行動規範についても気に掛けるようにしている。 行動規範と言っても服装や勤務態度といった低い次元の話ではない。社員が会社とともに成長していくために必要な夢や希望、情熱、今後の目標といったものが該当する。 「仕事は人生において、重要な位置を占めています。技術は身に付いても、人間性が身に付かないような会社ではいけません」(亀若氏) さらに同社では、「センサーアカデミー」を創設する計画がある。社員が会社に属しながら、製品の物理的要素はもちろん、アプリケーションエンジニアリングから人間学、倫理までを学べる社内教育機関を設けようとしているのだ。 産業機械だけでなく、農業や建設、医療などのさまざまな分野に自動化の波が広がる中、同社のシェアも拡大していくだろうと亀若氏は見通している。その勢いを増すために必要なのは「人」であり、同社では「誇り高い人間の育成」に重きを置いた展開を図っていく構えだ。

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先輩メッセージ
海外勤務の機会が多いため、剛胆さと海外文化を積極的に受け入れる姿勢を求めたい

技術部長
尾川さん

――技術部長として、どのような業務を担当されていらっしゃるのでしょうか。
製品開発に加えて、お客様ごとのカスタマイズや導入いただいた後のサポートの業務も統括しています。営業担当者とともに顧客先へ伺うこともありますし、サポートが必要な際には現地へ行くこともあります。
――「現地へ行く」とのことですが、海外へも?
もちろんです。海外出張と言うと華やかなイメージがありますが、この仕事に携わって、世界にはいろいろな国があることをあらためて感じました。当社で技術者になりたいのなら、どんな国に行っても驚かない剛胆さが必要でしょう。あとは、相手先とのコミュニケーションに意欲的で、海外の文化を積極的に受け入れられる人が向いていますね。
――人材の育成については、どのようにお考えですか。
製造に携わる社員はもちろん、営業などの仕事に携わる人にも、ある程度は技術を学んでもらいたいと考えています。 当社ではどんな製品を作っているのか、お客様はどういった業種の方か、組織の中で自分はどのような役割を持っているのか。厳しいことを言うようですが、当社では文系出身の社員であっても「理系の難しい理論は分からない」という考えは通用しません。
――それでは、技術者については、どのように育ってほしいと願っておられますか。
品質を下げるのも上げるのも現場次第です。体系的なことは講習などで学べても、最終的には独学で技術を学んでいくしかありません。マニュアルに書かれていないようなことでも自分で考え、上乗せしていく姿勢が必要だと思います。 はんだ付けの作業一つを取ってみても、そこにどのような意味があるのかを意識しながら業務に当たってほしいです。
――就職先を検討中の学生さんに、メッセージをお願いします。
当社は世界中に顧客を持つグローバルな企業ですが、組織の規模としては50名程度です。大きすぎず、社員間のコミュニケーションが図りやすいのが長所でしょう。 また開発から納品まですべての工程が把握できますから、達成感も大きいはずです。あと、個人的には外資系企業ならではの自由さが気に入っています。

08.jpg 尾川さん

顧客の厳しい要求に合わせてカスタマイズすることこそ、この仕事の醍醐味です!

技術部 技術一課
篠田さん

――篠田さんは以前、大手企業に勤務されていたそうですが、転職を希望された理由は?
スピード感がどうしてもゆっくりしていまして、自分には合わないと感じていました。そして、もっと顧客と話がしたいと考えたからです。技術者といえども社内にこもるのではなく、前面に出て仕事がしたいと願っていました。
――転職することで、その希望は実現されましたか?
そうですね。今はアプリケーションエンジニアとして、営業と技術を兼ねた職務を任されています。 例えば、お客様から営業に寄せられる情報は限られていますから、製品に落とし込むためには必要な使用条件やパラメーターなどを聞き出さなければなりません。時には営業に同行し、時にはお客様と直にコミュニケーションを図りながら、必要な情報を集めていくことがアプリケーションエンジニアの役割の一つです。
――貴社の顧客はアジア全域にいると伺いました。現地まで行かれることもあるのでしょうか。
もちろんあります。納品後のサポートも重要な仕事になります。初期の設定が上手くいかなかったり、さらにカスタマイズが必要だったり、電話で済ませられないこともありますので、現地での調査・対応が必要になることも少なくありません。 最近では産業機械だけでなく、特殊な用途で当社のセンサーが用いられることが多くなっています。例えば、ダムのゲートの開閉に用いられたり、建設現場でビルの歪みを計測したりといった用途です。中でも、山の斜面に置いて地滑りを検出するためのセンサーを納めた際には、要求が厳しく苦労しました。 地滑り検出の仕事のように、当社の製品は厳しい条件下で用いられることがよくあります。そうした個々のニーズに合わせて形状や性能をカスタマイズさせていくことを私たちは「ローカライゼーションさせる」と言っています。ローカライゼーションすることでお客様の満足度を高めていくことは大変なことですが、同時に大きなやりがいを感じる仕事でもあります。
――最後に今後の目標について教えてください。
「磁歪式センサーのことならエムティエスへ」と言われるように会社を育てていくこと、そして「エムティエスと言えば篠田」と広く知られるエンジニアになりたいですね。 そのためには、まだまだ知識も経験も足りませんので、一層努力したいと思っています。

09.jpg 篠田さん
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