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株式会社 大崎金属

株式会社 大崎金属 機能めっきのパイオニア<br>蓄積された開発失敗の経験。それは次の成功に必ず繋がっている

株式会社 大崎金属

機能めっきのパイオニア
蓄積された開発失敗の経験。それは次の成功に必ず繋がっている

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輝く技術 光る企業

株式会社 大崎金属

機能めっきのパイオニア 蓄積された開発失敗の経験。それは次の成功に必ず繋がっている

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  • 社名:株式会社 大崎金属
  • 設立年月:1923年12月(大正12年)
  • 資本金:1,000万円
  • 代表者:吉川 進
  • 所在地:【本工場】東京都大田区東糀谷6-3-1
    TEL:03(3744)8200(代)
    FAX:03(3745)4841
    【京浜島工場】東京都大田区京浜島2-3-13
    TEL:03(3790)8551
    FAX:03(3790)8633
  • 公式HP:http://www.osaki-kinzoku.com/
  • 大正12年に創業した大崎金属。創業以来、宇宙・航空・防衛産業をはじめ半導体電子部品、コンピュータ部品、高速回転軸受、各種センサー・計測機器部品、各種精密機械部品等の金属表面処理を行ってきた同社。1996年には、高い品質保証体制を認証された「ISO9001」を取得。難易度の高い電気メッキの製造開発に務めている。
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業種

多品種少量めっき、量産品めっき、試作めっき

事業紹介

各種電気・電子部品 を始め、宇宙・航空部品、 半導体部品、コンピューター部品など色々な産業で要求される難易度の高い電気めっきを主として手がけており、長年蓄積された高度な技術は信頼性の高い品質保証体制(JISQ9100取得)とあいまって、お客様に満足していただける品質をお届けしております。

長い歴史の中で積み重ねられた「特殊工程管理状況一覧表」はわが社の宝物

大崎金属の歴史は、大正12年、関東大震災を機に始まった。震災で親会社の製作所が再起不能になったことから独立を勧められ、初代社長が大崎駅近くに創業したのだという。太平洋戦争中には軍の指定工場となり、早くから航空機関の仕事にも携わっていた。 その後、昭和49年、都の中小企業高度化事業(排水処理事業)によって大田区に移転。この土地に来て37年、今年で87年目を迎えた。 「100年目よりもまずは90年目を目指し、現在取り組んでいるのはJISQ9100の取得です。今後、航空宇宙産業への新規参入が予想される中、品質マネジメントシステムとしてなくてはならないものになると思っています」と、次の節目として創業100周年に向けての抱負を語る吉川社長。 そのためにも早々にJISQ9100を取得することが大事なのだという。そう言いながら社長が取り出したのは、長年の取引先との「特殊工程管理状況一覧表」。金属ごと、スペックごとの確認事項を取引先から承認されているもので、これが歴史ある大崎金属ならではの“宝物”。 確かに一つひとつの承認の意味合いは重く、大崎金属の商いの歴史であり、顧客との信頼を積み重ねた証そのものであるのだ。

osaki-kinzoku_ph01.jpg 吉川 進社長
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『HTV』のような大きなプロジェクトに参加させてもらったことは大きな誇り

一見順調そうに見える大崎金属だが、もちろん長い歴史は山あり谷ありだった。 昭和60年代の半導体ブームが終焉を迎えた頃、「都内でめっき工場が生き残っていくためにはどうしたらよいか」と社長は悩んだという。そして、昔のめっきの仕事ではこの先会社をやっていけないと、マスキングやシーリングなど自動化の出来ない仕事を狙ってやることで他社との差別化を図った。そして、すべてを手作業で行い希少性の高い、量産できない仕事を引き受けることによって売上高を伸ばしていった。 そんな大崎金属だからこそ、品質管理に力を入れている。そして、吉川社長は社長室を持たず、社員がいる同じフロアで腰を据え顧客からの電話応対にも注意を払っている。「お客様の生の声を聞くことが大切」だからだ。 「めっきの仕事は華やかでもきれいでも何でもない。ただ、いろんな産業の下支えの部分です。国でも企業でも下支えの部分が弱くなると全体が駄目になってしまう。この国の命運をある程度担っていると思います」とめっきの仕事の魅力を語る吉川社長。 その裏づけは、ロケット「HTV」のような最先端技術の一部を大崎金属が担ってきた実績があるからだ。 「『何かあったら大崎金属に行ってみな』といわれた時に、それに応えられるかどうかが腕の見せどころ」(吉川社長)。 そして「自分たちの長い歴史の中には失敗もいっぱいあるが、次にそれを活かせば、それはただの失敗ではなくなる」と吉川社長は熱く語る。 次々に中国には工場が建っていて、値段ではとても勝負にならない。しかし、中国にはまだ失敗の蓄積がない。だから、何か失敗が起きたときに解析ができないはずだ、と吉川社長は考えている。もちろんグローバルな視点とともに謙虚な姿勢が必要だということだろう。 勤続40年を迎える吉川社長だが、創業当時の意欲はまだまだ衰える気配はない。今後ますます、日本の航空宇宙産業を下支えする中小企業として注目していくべき企業の一つに違いない。

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種子島から打ち上げられるロケットを見た時、弊社の部品を積んで宇宙へ飛んでいくんだなぁと高揚した

1998年入社
品質保証部 鳥海 里奈さん


品質保証部に配属された経緯についてお聞きしました。 「品質保証部には、仕事の内容などあまりわからない形で入ったって感じなんですけど、実際仕事が出来るのか出来ないのかというのもわからなったんです。雰囲気は前の部署とあまり雰囲気は変わらないですが、知識を広めるというか楽しみ、やりがいは今の部署の方がありますね」 笑顔で答えてくれる鳥海さん。その品質保証部の役割についてお聞きしました。 「お客様からこういう仕様でめっきをして下さいという話が出た場合、その仕様に合致したものが当社できるかどうかを技術部で検討をするのですが、その確認行為とかは品質保証部が行っています。試験をしてそのデータをお客さんに出して承認をいただくという形ですね。例えば、カドミウムめっきの場合、スペックに沿ってお客様から要求されるめっきの厚さが幾つから幾つまでを検査します。品物では検査ができないのでテストピースを用いてその要求に合致しているかどうかを確認します。スペックによっては、違うテストピースの大きさに指定されていることもあるので、最終的にはスペックに沿って製品を作っていくことになります」 会社の製品についてはどうですか? 「中小企業でもこんなモノを作っているんだよとか思ったり、弊社の製品は宇宙航空関係に使用されるので、テレビで種子島から打ち上げられるロケットを見た時に、弊社の部品を積んで宇宙へ飛んでいくんだなぁと高揚しました」 最後に後輩へのメッセージについてお聞きしました。 「パートさんとかかなりご年配なので、技術のノウハウを引き継いで仕事をしていただきたいですね。昔でいう職人さんっていうんでしょうか、その方が弊社にもいっぱいいらっしゃるのでそういう先輩から学ぶことって凄く多いと思うので、手に職じゃないですけども自分の力になると思います。中小企業では自分で考えて、自分で行動をしなければならないので自分にとって大きな力になると思いますし、そこが中小企業の魅力だと思うので大企業だけが全てではないと思いますよ」

osaki-kinzoku_ph07.jpg 1998年入社
品質保証部 鳥海 里奈さん

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誰からにも認められるような『あいつに任せれば大丈夫だ』というような先輩になりたい

2008年入社
品質保証部 駒井 孝昭さん

前職は整骨院でスポーツマンマッサージをしていた駒井さん。モノづくりの会社に入社したことについてお聞きしました。
「一言でいうと、モノづくりの世界にやりがいと魅力があるのではないかと思い入社しました。実際に入社してみて、まわりの先輩たちは職人なのでもっととっつきにくいのかなぁと思っていたのですが、そうではなくて聞けば優しく教えてもらったりと安心して仕事に対して取り組めています」 駒井さんがご担当している仕事についてお聞きしました。 「めっき後の製品の検査です。自分の目で見ておかしいと思ったらルーペや顕微鏡をとかを使って検査しています。めっきがきちんと付ついていない、密着不良を見つけ、お客様に対しては不良品の品物を出さないするように確実に納入する前に品質保証部で止め、現場の方に再度めっきのやり直しをしてもらわないといけないので注意していますよ」 仲間とのコミュニケーションは? 「プライベートで仲良く一緒に飲みに行ったりカラオケに行ったりします。同年代や同期の人たち達とざっくばらんに話が出来たりとか仕事ことの話だけではなくて、プライベートな話とか出来るような仲間がいるので良いです」 仕事のやりがいについてお聞きしてみました。 「自分で少しづつ仕事のレベルが上がっていくのを肌で感じたりするとやっぱりやりがいを感じます。頑張るぞって気になります。今後は更に技術のレベルアップをしていって、誰からにも認められるような『あいつに任せれば大丈夫だ』というような先輩なりたいですね」 最後に後輩へのメッセージについて語っていただきました。 「実際、就職とか働いてみないとわからないと思うので、自分に向いているのか向いていないかの判断と、簡単に諦めないで地道にコツコツ続けられるものは続けていってもらって、どうしてもしんどい状況ならそこで見極め、自分に少しでも合っているような仕事に就けてもらえたら良いなと思います」

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品質保証部 駒井 孝昭さん

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会社を運営するうえでも、次は技能検定1級を受けてみようと思います

2001年入社
技術部 津野 大輔さん

同じ部署に同じ大学の先輩がいるという理工学部出身の津野さんに担当している仕事について、お聞きしてみました。
「担当は、めっき作業の他にISO9001を取得しているので技術関係の書類の作成や管理が中心ですね。監査とかあるので設備の点検の書類作成であるとか、めっき工程のフローチャートみたいな書類の作成、また、現場のめっき液の疏水と違う疏水の液でやってくれとかいうのがたまにお客様から要望があって実験室で検査しています」 仕事のやりがいについてはどうですか? 「お客さんが大きいところが多いので、弊社と一緒に仕事や研究で組んでいけたらいいですね」 最後に津野さんの今後の目標についてお聞きしてみました。 「資格はとってみたいですね。会社を運営するうえでも危険物の取扱いの資格であるとか、2009年に技能検定の2級を合格したので、次は1級を受けてみようと思っていますよ」

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