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株式会社 大島椿本舗

株式会社 大島椿本舗 椿油の良さを広めファンを作る椿油専門メーカー<br>不動の人気を誇る椿油100%のヘアオイル「大島椿」を中心に、椿油にこだわり、利用者に愛される化粧品を作り出す

株式会社 大島椿本舗

椿油の良さを広めファンを作る椿油専門メーカー
不動の人気を誇る椿油100%のヘアオイル「大島椿」を中心に、椿油にこだわり、利用者に愛される化粧品を作り出す

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輝く技術 光る企業

株式会社 大島椿本舗

椿油の良さを広めファンを作る椿油専門メーカー 不動の人気を誇る椿油100%のヘアオイル「大島椿」を中心に、椿油にこだわり、利用者に愛される化粧品を作り出す

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  • 社名:株式会社 大島椿本舗
  • 設立年月:1948年7月(創業:1927年)
  • 資本金:6,000万円
  • 従業員数:39名(2014年12月現在)
  • 代表者:代表取締役社長 岡田 一郎
  • 社員平均年齢:45歳
  • 主な勤務地:八王子市みなみ野
  • 休日:土日祝
  • 本社所在地:東京都八王子市兵衛2-35-4
  • 電話番号:042-637-8811
  • 公式HP:http://www.oshimatsubaki.co.jp/
  • ・家族間で愛用されてきた老舗ブランド。近年はネットのクチコミで良さが広まる椿油化粧品
  • ・椿油をさらに良質に。化粧品としてより使いやすくするため、精製にこだわる
  • ・乾燥肌・敏感肌に悩む子供にも使いやすい椿油配合スキンケア製品
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業種

椿油(化粧用・食用)および椿油を基とした化粧品の製造・販売

事業紹介

1927年、伊豆大島での創業以来、椿油の特長を最大限にいかした製品の開発に取り組んでいます。


原料にこだわり、農薬など一切使用せず、良質の椿油だけを使用。さらに、厳しい品質基準の下、独自の技術で精製した椿油をヘアケア、スキンケア、食用として製品化しています。


私たちの目標は、多くの方に椿油の良さを知っていただき、大島椿のファンになっていただくことです。お客様の健やかな髪と肌のために、そして健康な毎日のために、大島椿では良質の製品をご提供しています。

【事業内容】家族間で愛用されてきた老舗ブランド。近年はネットのクチコミで良さが広まる椿油化粧品

多くの方に愛され、化粧品・美容のクチコミ情報サイトで殿堂入り、その後も「特別総合大賞」「クチコミ最多賞」など数々の賞に輝いたヘアオイル「大島椿」を作っているのが大島椿本舗だ。 同社の化粧品はすべて椿の種子から搾った椿油が原料。ヘアオイルの他にも、ヘアクリーム・シャンプーなどのヘアケア製品や洗浄料・保湿剤などのスキンケア製品といった化粧品などを開発・製造している。 同社製品の愛用者は女性が8割。母から娘へ、そして孫へとクチコミで薦められ、一家で愛用されてきた。それに加えて最近では、前述のクチコミ情報サイトなどで品質の良さと汎用性の高さを知り、興味を持つ若い女性が急増。幅広い年齢層に愛用されるようになっている。

04.jpg 充填前の椿油

【加工技術】椿油をさらに良質に。化粧品としてより使いやすくするため、精製にこだわる

大島椿の発祥は伊豆大島で、創業は1927年。製造部門である大島椿本舗は1948年に設立された。大島椿では、創業当時から、椿油を化粧品としてより使いやすくするため精製にこだわってきた。 椿の種子から搾ったばかりの原油は、水分が含まれている、独特のにおいがある、粘り気があるといった特徴がある。そこで同社は精製の段階で、余分な水分やにおい成分、粘り気といった夾雑物を除去。無臭でべたつかず、使いやすい油にしてから、化粧品として製品化している。 精製には、品質の劣化を防いで、安定性を高める効果もある。同社では厳しい自社基準を設け、より安全で高品質な椿油を提供し、利用者にもっと安心して使ってもらえるように努めている。

05.jpg 椿油を詰める瓶も、1点ずつキズや汚れがないか確
06.jpg 瓶への充填は、クリーンな環境で自動化した生産ラインで行う

【プロジェクト】乾燥肌・敏感肌に悩む子供にも使いやすい椿油配合スキンケア製品

「大島椿」と並ぶ看板商品が、1985年に発売された低刺激性スキンケア製品「アトピコ」。椿油は皮脂と同じ成分を多く含むため肌に優しく刺激が少ない。そこに着目した皮膚科の医師から相談され、乾燥肌・敏感肌に悩む人向けに、低刺激で保湿性の高い石けん・オイルなどを開発した。以来、アトピコは現在も医療機関などを通じて、紹介を行っている。 子供のひどい乾燥肌に悩んでいた母親から「数年間何を試してもかゆくてよく眠れなかったのにアトピコのオイルを使用してみたところ、すやすやと眠ってくれた。思わず涙が出た」と感謝の手紙が送られてきたこともあった。 誰かに心から必要とされる製品を作りたい。大島椿本舗は今もそんな方針の下、新製品を企画・開発している。

07.jpg 低刺激性スキンケア製品「アトピコ」

社長メッセージ
大島椿のファンを増やし、次代に継承。生活の中に息づいてきた椿油文化を絶やさない。

代表取締役社長
岡田 一郎さん
――若い女性に貴社製品の愛用者が増えているそうですが、その理由についてどう分析していますか? もともと家庭内のクチコミで広がっていたのがヘアオイル「大島椿」ですが、最近はインターネットのクチコミ評判を見て、興味を持たれる方が多いようです。 クチコミでは「椿油100%で作られているため、安心して使える」という点と「髪だけでなく頭皮や肌にも使える」「コストパフォーマンスがいい」という点を高く評価していただいています。大島椿の場合、一回に使う量は数滴でも十分な効果を得られます。1点購入していただければ髪・頭皮・肌と様々な用途に使用できますし、適切に保管していただければ長く使い続けることができるのです。 アトピコのような低刺激性のスキンケア製品を作るだけでなく、もっと多くの人に製品の魅力を伝えることが大切になってくると考えます。 アトピコのことを今よりも多くの小児科・産婦人科の医師に知っていただければ、乾燥肌・敏感肌で悩む子供をもっと多く助けられるはずです。そうなれば、子供たちのご家族にも喜んでもらえることでしょう。 最近学会では、新生児のうちからスキンケアをすると、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギーの発症を軽減させる可能性もあると報告されています。 そんな研究成果を知った小児科・産婦人科の医師やお母さん方の間で、生まれてすぐからのスキンケアへの意識が高まってきています。当社もスキンケアの重要性を訴え、医療機関などにアトピコを薦めていくことで、乾燥肌・敏感肌に悩む人を1人でも少なくしていきたいですね。 もう1つ、当社では、ヘアケア・スキンケアなどの化粧品以外に食用の椿天ぷら油も作っています。江戸時代、椿油で揚げた天ぷらは「金ぷら」と呼ばれるほど貴重で、おいしいと評判だったのです。 当社では今、よりおいしい椿天ぷら油を製品化するための技術研究も始めています。今後はもっと食用の椿油にも注目してもらえるように力を入れていく計画です。 毎回、朝礼で言うことですが、「今日も1人の大島椿ファンを作ろう」というのが、われわれの合い言葉です。大島椿という製品のファン、会社のファンを増やしていくことがわれわれの仕事ですね。 というのも、日本では、古くは椿油を使って行灯(あんどん)の明かりを灯し、また椿油を髪油として使ってきた歴史があります。この日本の文化を絶やさないことも、椿油専門メーカーとしてのわれわれの大切な使命。大島椿のファンを増やすことで椿油の文化を次代に継承していきたいと考えています。 挑戦する気持ちを持ち続けてください。 当社の場合、社員の年齢を問わず、挑戦することを促しています。たとえ失敗しても、その失敗を認識して、みんなで共有し、次の機会のために改善策を考えることができれば、それは“失敗”ではなく“発見”になります。“発見”が増えれば増えるほど、会社にとっては財産が増えるわけです。 生まれてから1度も失敗したことがない人なんて、絶対にいません。赤ん坊のころには、立ち上がって何度も転んで少しずつ歩き方を学び、いつか歩けるようになります。そんな経験、全員に当てはまるものですよね。 学生さんが卒業してどこかの企業に入社したら、社会人1年生です。「自分は社会人になったから、もう一人前だ」と考え、挑戦を忘れては伸び代がなくなります。社会人とはいえ、まだ1年生です。入社から3年ほどの期間は「失敗して当たり前。失敗してもいいから、より多くのことを学ぼう」と積極的にいろいろなことに挑戦してみてください。 最初の3年間に身に付ける習慣は、その後の社会人生活の基礎になるものです。最初の3年間、挑戦する姿勢を身に付けることが非常に大事なことだと思います。

08.jpg 代表取締役社長 岡田 一郎さん

先輩メッセージ
現場をよく理解して生産計画を立てる。みんなが気持ちよく働けることを大切に

生産管理部
齋藤さん
――どんな縁から、こちらの会社に入社することになったのでしょうか? もともとモノづくりが好きで、以前は化学関連の工場で製品を生産する業務を任されていました。その会社から転職することになり、人材募集中の企業を探していたら、前職とほとんど同じ業務内容で募集を出していた当社を見つけたのです。 業務内容が同じということもありましたが、それ以上に入社の決め手になったのは、当社の製品を私の母親が知っていたことです。「長い伝統があり、安心して使える素晴らしい製品を作っている会社だから、入社してみたら」と母親から勧められました。自分も「胸を張って誇れる製品作りに携わりたい」と思っていましたから、迷わず入社を決めましたね。 生産管理を任されています。どの製品をいつまでにどれだけ製造するかと計画を立て、必要な原料・資材を調達し、工場が滞りなく稼働するように管理することが私の仕事になります。 普段の仕事の中で心掛けていることは、現場の状況をよく理解し、無理・無駄のない生産計画を立てることです。例えば、「ある製品を1日に100個製造できた」という記録が残っていても、無理をしてもらって100個作ったのか、100個作っても余力があったのか、作業記録からは分かりません。そこで、現場の方と「どんな予定なら無理・無駄がないか」と相談しながら計画を立て、無駄なく少しでも気持ちよく仕事を進めてもらえるように生産計画を立てています。 この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、工場で不測の事態が起きても、迅速に問題を解決して通常の稼働状態に戻せたときですね。問題が発生しないとやりがいを感じないように聞こえて、私が問題を望んでいるみたいで変な気もしますが(笑)。しかし、工場で製品を生産していると、大なり小なりの問題が日々発生してきます。そうした問題をできるだけ未然に防ぎ、起きてしまったら早期に解消することこそが私の役割だと考えています。 とても新しい工場です。工場内はきれいで空調も効き、設備も整っています。満足して働ける環境だと思いますよ。 生産管理には、工場を通常どおり稼働させる役割と、工場の生産性(収益)を向上させる役割があると考えています。 そのうち、前者の仕事はある程度できるようになってきました。今後は工場の生産性(収益)を向上させるため、いろいろと工夫をしていきたいですね。 社会人として働くことになったとき、「誰かに働かされる」のではなく「主体性を持ち、目標を持って働く」ようにしてください。 そうすることで、いろいろなことに興味を持てるようになり、幅広い知識が身に付きます。多少つらいことがあっても乗り切れる強い心も身に付き、より豊かな人生を歩んでいけるようになるでしょう。

09.jpg 生産管理部 齋藤さん
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先輩メッセージ
椿油を配合した化粧品の研究開発を担当。最高の成分比を見つけられたときが一番楽しい

研究開発室
鈴木さん
――入社するまでの経緯を教えてください。 子供のころ、身体がそれほど丈夫ではなく、できるだけ天然の素材で作った製品を使っていました。そうしているうちに、化学的に処理された素材よりも天然の素材に興味を持つようになり、大学では漢方薬の研究に取り組んでいました。 そして就職活動を迎えたとき、「天然の素材から製品を作っている会社で、大学の専門性を生かせる仕事をしたい」と考え、巡り会ったのが当社でした。 実は、私も幼いころから母と大島椿を愛用していましたので、以前から当社の名前は知っていました。安心して使える製品を作っていることは分かっていましたので、最初から信頼できる会社だと感じていましたね。当社に応募したときにも提出書類に製品を愛用していることを書き、縁あって採用していただけました。 シャンプー、クリームなど椿油を配合した新製品の開発を担当しています。今はボディ用の洗浄料の検討に取り組んでいます。 例えば、椿油の配合量を少しずつ増やした試作品を作って、順番に評価していきます。そうすると、ある点が最も椿油の良さが出せる量であることが分かります。天然の椿から採取できる油の量は限られていますから、そのように製品ごとに最適な比率を探索し、できるだけ有効に活用しているのです。 配合成分の比率条件を変えながら何百回も試作をして作りこんでいくと、期待以上の効果が出る成分比が見つかるときがあります。その瞬間こそが、この仕事をしていて一番楽しいときですね。そうして苦労して見つけ出した工夫を盛り込んだ製品をお客様に使用していただいて「心地良かった」「調子が良くなった」といった感想をいただけると、とてもうれしい気持ちになります。 社員は温かい人ばかりで、じっくりと手間を掛けたモノづくりができる職場です。そんなところが製品の品質にも表れていると思いますね。 また私は最近まで、産休を取得していましたが、今もたびたび子供が体調を崩すなどして、業務を離れなくてはならないことがあります。そんなときも周りの仲間が「大丈夫?」「会社のことは心配しないで」といった声を掛けてくれます。「社員みんなが私と一緒に子供を育ててくれている」ように感じられ、本当にありがたいですね。 椿油にはもっと可能性があると感じています。椿油の魅力をさらに発揮できる用途を探り、その製品に最適な条件を見つけ出していきたいですね。そして、「椿油で社会と人の力になれた」といえるモノづくりをしていきたいです。 大学などでの専攻を、就職後もそのまま生かせる仕事は少ないと思います。私も漢方薬の研究をしていましたが、化粧品についてはほぼ何も知りませんでした。新卒で入社して、一から教わってきたのです。学生時代の専攻にあまりこだわらず、純粋に興味を持てる会社・仕事を探してみてはどうでしょうか。 また、学生時代であっても社会人になってからも、目標にする人を見つけておくと励みになります。身近な家族でも、有名人でもいいと思います。「あの人のようになりたい」と目標を持つことで、社会人になってから力をもらえることが多々あります。 注)掲載している情報は、取材日(2015年1月)時点のものです。

10.jpg 研究開発室 鈴木さん
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