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株式会社レスカ

株式会社レスカ 「小さくても市場があること」を重視して唯一無二の試験装置メーカーに<br>「見よう見まねでもやってみる」という姿勢で、ニッチでもレスカにしか作れないオンリーワンの試験装置を多数開発

株式会社レスカ

「小さくても市場があること」を重視して唯一無二の試験装置メーカーに
「見よう見まねでもやってみる」という姿勢で、ニッチでもレスカにしか作れないオンリーワンの試験装置を多数開発

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株式会社レスカ

「小さくても市場があること」を重視して唯一無二の試験装置メーカーに 「見よう見まねでもやってみる」という姿勢で、ニッチでもレスカにしか作れないオンリーワンの試験装置を多数開発

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  • 社名:株式会社レスカ
  • 設立年月:1955年6月
  • 資本金:4000万円
  • 従業員数:-
  • 代表者:代表取締役社長 岩澤 光洋
  • 社員平均年齢:37歳
  • 初任給:199,000円
  • 主な勤務地:本社
  • 休日:土日祝日・夏期冬期GW・有給休暇
  • 本社所在地:東京都日野市日野本町1-15-17
  • 電話番号:042-582-4711(代)
  • 公式HP:http://www.rhesca.co.jp/
  • 大学などの研究機関向けにさまざまな装置を納める会社として事業を始めた株式会社レスカ。ある時から「ある程度の量が売れる商品を開発しなくては」と考えるようになって舵を切り、今では特定用途で使われる試験装置を開発・製造するようになった。業界初の試験装置をいくつも開発してきた同社だが、常に「小さくても市場があるか。独占的に製品を供給できるか」という点を重視して参入する分野を判断している。
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事業紹介

はんだ接合強度試験機やボンディングテスタ、薄膜の付着力(密着)試験機や摩擦摩耗試験機、濡れ性評価機や粘着力評価機等、精度と信頼性を追及する試験機を提供いたします。

モノづくり好きの技術者集団が唯一無二の試験装置メーカーに

1955年に創立され、今年で57年目を迎える株式会社レスカ。当初はモノづくりが好きな技術者が数人集まり、大学や天文台などの研究施設にさまざまな装置を納めていた。そこから、「ビジネスとして特徴があって、ある程度の量が売れる商品を開発し、会社を経営していかなくてはならない」と考え、企業向けの試験装置を開発・販売し始めたのだと同社代表取締役社長の岩澤光洋氏は語っている。 さまざまな試験装置を開発する同社だが、その中でも特筆すべき製品として三つの製品を挙げることができる。 一つは、はんだ付けの際、接合する金属とはんだとの馴染み具合を計測し、接合強度を定量的に評価するソルダーチェッカー。レスカが業界で初めて開発した製品で、現在も過半数のシェアを握っている。 もう一つは、亜鉛めっきの工程シミュレーター。名前のとおり、実際の製造ラインに近いさまざまな条件下で、めっき付けの工程をシミュレーションできる装置だ。自動車メーカー各社は車体に使う金属の軽量化を進め、要求レベルは年々高度化してきている。この装置は、そんな自動車メーカーに車体を納めている製鉄メーカー向け。納め先の基準を満たす強度で金属にめっきを付けられるか、試験するのに役立っている。 最後が、非常に細いファイバーの強度をナノレベルで物理的に評価する試験機器。東京都の新製品新技術開発助成事業から支援を受け、さらに信州大学の学識者の指導を得て開発した。 「レスカの強みは、シェアを非常に高く保っていること、オンリーワンの機器を開発していること、それから特許を持っていること。規模は小さくても一定の需要がある市場に対して、独占的に供給することで、付加価値が高まって他社の追従を許さない状況を作り上げています」(岩澤氏)

03.jpg 代表取締役社長 岩澤 光洋 さん
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小さくても市場があるなら、“見よう見まね”でもやってみる

さまざまな案件にかかわる中で、顧客から「こんなことはできないだろうか」と相談された際、同社が依頼を受けるか受けないかを判断する基準は、「技術的・金銭的な問題よりも、小さくてもいいから市場が存在すること」だと岩澤氏は言う。技術的な問題は、大学や研究機関の研究者、顧客企業の技術者からの教えを請えば何とかなることが多い。まずは確かな市場が存在するかどうかが大切と考えているのだ。 実際、前述のソルダーチェッカーにしても、最初から「できる」という明確な道筋が見えていたわけではなかった。 「当初は、ラジエーターの金属と金属を接合してみたり、水漏れが起きたところをはんだ付けしてみたりと試行錯誤で、見よう見まねで作ったものです。そこから工夫を重ねることで、後にはんだ材料と電子部品の馴染み性を定量的に測る機器として、JIS規格などのさまざまな機関で評価・推奨されるようになったのです」(岩澤氏) 技術者の知識や技術は仕事に取り組むことで洗練されていく。だからこそ、まずは顧客企業のニーズがあることを確認した後に、オンリーワンの商品と市場を作り上げていく。そうしてレスカのブランドを確立してきたのだ。

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会社状況を社員と共有。それが会社の業績を上げ、社員の人生を充実させる

レスカは、会社の状況を社員に包み隠さず公開し、会社の目標を社員と共有することに重きを置いている。 「全員が当事者意識を持ち、全員野球でやっていくのが大切。そのためには個人が何をして、どのような成果を上げるべきなのかという点を明確にすることがポイントだと考えています。そうすることによって個人も会社も、ぶれずにしっかり歩めると思うのです」(岩澤氏) 会社の進む方向を個人が仕事の中で認識できる状況を作る。そのために同社は、大小を問わず社内で起きている問題や情報を共有化し、一般社員まで財務面などの経営内容を公開している。 また、社員にはプライベートも大事にしてほしいと岩澤氏は願っている。 「会社で人生のかなりの時間を費やすわけですから、何のために仕事をするのか、目的をしっかり持っていただきたい。それから、結果を焦らずプロセスをしっかり楽しんで一生懸命にやる。一生懸命に働いていれば、残業までする必要はありません。勤務時間内で集中して仕事に取り組み、しっかりと成果を出す。そしてプライベートな時間をしっかり大事に使う。それが充実した人生を過ごすコツなんじゃないかと思います」 社員や社員の家族が「レスカっていい会社だよね」と言える状態を作ることが本当の願いであり大目標だと語る岩澤氏。プライベートな時間をしっかり作り、仕事ではしっかり結果を出す。そんな組織にしたいと考えているのだ。

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先輩メッセージ
他分野の技術者とかかわりながら仕事を進めることが非常に良い経験になる

技術部 課長
加賀さん

――業務の内容について教えてください。
装置のソフトウェア開発を主に担当しています。製品を作るに当たり、電気設計や機械設計がどうしても必要になりますので、電気・機械・ソフトウェアのそれぞれの専門領域の社員が協力しながら進めています。また課長職として、電気・機械設計の担当者をまとめて、装置開発を進めていくという業務も行っています。 私の課では現在、既存製品をお客様に使いやすいように改善することや、海外向けに変更を加える業務に取り組んでいます。装置を動かしてデータを取得する基本部分は変わりませんが、対象によってコントロール方法が異なるところが出てきますので、機種ごとに最適化を図っているのです。 入社して最初に手掛けたプロジェクトが印象に残っています。それまで使っていたCPUボードを新しいボードに変更するという作業でした。 通常はハードウェアとソフトウェアの設計は同時にするものですが、その仕事ではハード部分は共通部材として既に決められた設計がありました。それに合わせる形でソフトウェアを設計していくというのが新鮮で、取り組んでいて楽しかったです。 大きな会社だと分業制が敷かれていて、一つの機種を1人が手掛けることはあまりないと思うのですが、当社は開発人員が限られているため、一つの機種を担当する社員には電気・機械・ソフトをまとめ上げていくことが求められます。電気の人、機械の人、ソフトの人と複数の社員がかかわりながら作り上げていくのですが、最終的には製品担当者が責任を持たなくてはいけません。そんな経験を通じて、他分野の技術者と情報交換をすることで、分からないなりにも「こういうやり方があるのか」と気付くことも多く、技術者としてやりがいを感じます。 例えば、同じセンサーを使っていても、センサーのどこでデータを取得するのかによってデータは変わってきます。電気やソフトの担当であっても、機械の担当者やセンサーメーカーに意見を求めるなど、いろいろな人とかかわりながら仕事を進められるのは、非常に良い経験になると思います。 それぞれが専門分野を持っているわけですが、より高度なことができるように、分野を超えてやらせてみることを大切にしています。 例えば、PC上のシステムしか開発したことのない人材にも組み込み系のシステムを開発してもらう、逆に組み込み系しかやったことのない人にはPC向けシステムの開発もやってもらう、というようにしています。 そのために、部門や職位を超えて、詳しい人が若手を指導できるような組織にしているつもりです。 学生時代にやってきたことには、限度があると思います。技術は入社してからでしか身に付かないところもありますので、「これまで何をやってきたか」よりも、「やってみたい」というやる気や好奇心を大切にしていただきたい。特に好奇心のある方にとって当社の環境は、将来的にもできる範囲が広くなりますから、楽しく働けるのではないでしょうか。

08.jpg 加賀さん

設計から組み立てにまで携われること、新製品の開発にかかわれるところにやりがい

技術部
石場さん、山本さん

――入社までの経緯を教えてください。
(石場さん)機械いじりが昔から好きで、大学では機械工学を専攻しました。研究室の教授からレスカを紹介されたのがきっかけです。面接に行った際に、1人の技術者が機械設計だけでなく、組み立てや検査といった一連のモノづくりの業務を担っていることに驚き、魅力を感じて入社しました。 (山本さん)私は高専で化学を学んでいましたが、4年生の時にインターンシップでレスカにお世話になりました。その時に普段使っている機器の内側の試験をする装置が世の中に存在することを知り、非常に興味を持ちました。そうした装置を作るところに自分もかかわりたいと思い、入社を決めました。 (石場さん)当社の装置に付けるオプション品を担当しています。お客様の要望に沿って図面を描いて、組み立てるところまでを見ています。 (山本さん)私の仕事は、お客様からお預かりしたサンプルが実際に当社の装置で計測できるのかをテストすることです。お客様ごとに計測したいものは違いますので、問題なく取りたいデータが計測できるのか、事前に調査しています。 (石場さん)当社は機械設計の担当者でも図面だけを描くのではなく、自分で触って自分で組み立てをします。そうすることで自分の設計のどこが悪かったのかを実際に目の当たりにすることができます。そこに楽しさがあります。 また、常にお客様の使い勝手を考えて設計していますので、お客様に「使いやすいですね」と言われた時には、がんばって良かったとやりがいを感じます。 (山本さん)お客様からお預かりするサンプルの中には、新製品も含まれています。一部とはいえ、新しい製品を作り出すところにかかわれることが、この仕事の魅力だと感じています。 (石場さん)入社後は2カ月くらい実務を通じて業務を学びました。さまざまな機械に対してのはんだ付けのやり方など、モノづくりの基礎を教わりました。 1年目から、自分で図面を描き、実際に自分で組み立てる経験を積みました。強度を全然考えていない設計だったので痛い目を見ましたが(笑)、「同じミスを繰り返さないようにしよう」と体で覚えていきました。 (山本さん)私も2カ月の研修後、装置を実際に使いながら仕事を覚えていきました。もちろん最初に使い方を教わりまして、その後は「実際に測ってみよう」と実践を通じて学んでいきました。 (石場さん)今は既存製品にならって図面を描くことが多いです。既存製品の図面に頼れない、まったく新しい製品を設計する際にも、自分で一から考えて図面を描けるように、自分なりの設計思想を構築していきたいと思っています。 そのためにはいろいろな仕事に積極的にかかわって、自分の引き出しを増やすことが必要だと感じています。 (山本さん)例えばテストでおかしなデータが出た時など、誰かから相談を受けても「こういう時にこういう結果になる」と自信を持って答えられるようになりたいです。 現在は相談に行く立場なので、どんどん経験を積んで知識を増やしていかないといけませんね。

09.jpg 山本さん、石場さん
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