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坂口電熱株式会社

坂口電熱株式会社 世界一の対応力を誇るエネルギー変換技術のプロ集団<br>『ご恩返しの経営』が目指すもの  それは、社業を通し人と社会を幸せにすることなのです

坂口電熱株式会社

世界一の対応力を誇るエネルギー変換技術のプロ集団
『ご恩返しの経営』が目指すもの それは、社業を通し人と社会を幸せにすることなのです

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輝く技術 光る企業

坂口電熱株式会社

世界一の対応力を誇るエネルギー変換技術のプロ集団 『ご恩返しの経営』が目指すもの それは、社業を通し人と社会を幸せにすることなのです

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  • 社名:坂口電熱株式会社
  • 設立年月:1923年(大正12年)
  • 資本金:46,000万円
  • 代表者:蜂谷 真弓
  • 所在地:【本社】東京都千代田区外神田1丁目12番2号
    TEL:03(3253)8211(代)
    FAX:03(3253)7540
    【ビジネスセンター】東京都墨田区江東橋5丁目13番7号
    TEL:03(3257)1224(代)
    FAX:03(3632)3188
    【営業所】秋葉原本店・SN営業部・SP営業部・城北・西東京・南関東・静岡・名古屋・関西・岡山・九州
    佐倉R&Dセンター
  • 公式HP:http://www.sakaguchi.com/
  • 坂口電熱には、『ご恩返しの経営』というDNAがあります。それは、『私たちは生かされている。企業経営はその社会恩に報いるもの』という創業者精神です。
  • これを体現したものが、300万点にもおよぶオーダーメイド製品です。その中には、蓄積した独自技術とチャレンジ精神で取り組んだ、燃料電池開発プロジェクト参画やH2Aロケットでの液体燃料を加熱するヒーター、人工衛星のヒートポンプシステムの開発等もあてはまります。電気アイロンから出発した坂口電熱の製品・技術は、今や地球規模・宇宙空間で活躍しているのです。
  • 3代目である蜂谷社長は「私たちが目指すのは、世界一の対応力を誇るエネルギー変換技術のプロ集団です」と語りました。
  • また、坂口電熱では数多くの社会貢献活動にも力を入れています。そのうちの1つが、“財団法人 坂口国際育英奨学財団”です。今年で設立22年を迎える財団では、毎年10名の外国人留学生を支援しています。
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業種

産業用電気機械器具製造・卸売業

事業紹介

「電熱」技術を中心に、真空・バイオ・化学・光学等、あらゆる産業、学校、官公庁向けの製品開発と電熱機器(工業用ヒーター、部品等)の製造・販売を行っています。「絶対零度から3000度まで」をモットーに、ユーザーが抱える「電気と熱に関する問題」の解決に取り組んでいます

300万点のオーダーメイド製品、1つ1つが私たちの足跡

蜂谷真弓社長は「創業者である私の祖父は、〝お役にたてることがあれば〟と自ら探し回るほどの人だったそうです。当時ラシャ問屋を営んでいた祖父は夏の暑い盛り、いつものように仕立屋さんの営業回りをしているとき、店員さんが汗をぽたぽた流しながら炭火アイロンの中に炭火を入れているのを見て、何とかならならないものか、と感じたそうです。このときのことがいつも脳裏をよぎり、工業用電気アイロンの開発に繋がったとのことです。しかも割賦販売というアイデアで業容を広げていきました。その後、私の母である坂口美代子が社長となった50年前、秋葉原へ店舗と工場を移しました。現在は国内10ヶ所に営業所、千葉県の佐倉にR&Dセンターと生産拠点を構えています。中でも秋葉原本店は、アンテナショップとしての役割を担っています」と話してくれました。 坂口電熱では、これまでに累計300万点をこえる製品を設計・製作してきました。モノを作るにあたって、ほとんどすべての業種・業界で加熱や冷却など熱に関するニーズがあります。それだけ、お客様の層は多岐にわたっているのだそうです。坂口電熱の歴史は、日本のモノづくりの歴史と重なっているような印象を受けました。

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オンリーワン技術の開発

2009年11月、坂口電熱はレーザー平面加熱装置開発への挑戦などが評価され、東京商工会議所主催『勇気ある経営大賞』の大賞を受賞しました。  開発のきっかけを蜂谷社長は、「他社にないオンリーワンの商品を作りたい、との思いからです」と話します。「何か良い研究材料がないかと、当時の若手技術スタッフが科学技術振興機構(JST)を訪問しました。そこで東北大学金属材料研究所の川崎雅司教授が発明されたレーザー加熱に関する特許を紹介していただいたのです。 秋葉原の本店には、昔から理工系研究室の先生や学生さんが実験用部材を買い求めに来店されることが多くありました。そのおかげか、“産学連携”に対してまったくと言っていいほど違和感なく、取り組むことができました。JSTを訪問した2人の技術者を専任とし、川崎教授からの指導を受けながら共同研究を始めたのです。このことは、社内でもトップクラスの極秘事項扱いとなり、2人の仕事場(研究室)は隔離され、本当にごく一部の経営陣と開発担当役員しか、その研究内容を知らされていませんでした。朝出勤して、そのまま研究室へ。時にはそのまま深夜勤務につくことも。社内では、あの2人は一体何をやっているのか、と懐疑的な目で見られたこともありました。というのも、中小企業にとって、十数人しかいない技術者から、ひとつの研究開発へ2人も専任にするということは、かなり思い切った戦略といえるからです。そして、3年の月日を経た平成18年に、レーザーを使った平面加熱装置が完成したのです」と、当時を振り返っていました。

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レーザー平面加熱装置がもたらした新たな可能性

レーザーというと、レーザーポインターとか、ものを焼き切るとか、光をピンポイントに集光して照射するというイメージが強いのではないでしょうか。しかし、今回坂口電熱が開発した『レーザー平面加熱装置』には、これまでの『常識』を覆す、3つの大きな特徴があります。①2インチ四方の均一な照射。②急速昇降温。(2インチ四方のシリコンウエハーを、4秒で1000℃まで加熱できる)③局所加熱が可能。この3つの特徴は、世界で唯一、坂口電熱のみが持ち合わせている技術なのです。 現在、このレーザー平面加熱装置を活用した研究・開発が進んでいます。たとえば、東京大学では、『グラフェン』と呼ばれる炭素材料の研究をしているチームがあり、その加熱実験には、坂口電熱のレーザー平面加熱装置が使われました。世界で唯一の技術だからこそ、貢献できることがたくさんあるのだと思います。

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“ナンバーワン”から“オンリーワン”へ

蜂谷社長は「私たちは確かに“ヒーター屋”なのですが、私たちが提供するのはヒーターだけに留まりません。私たちが目指すのは、世界一の対応力を誇るエネルギー変換技術のプロ集団です。お客様が困っていることは必ず解決する! 同業他社が面倒くさがるようなことを心をこめて行う! この積み重ねが、数あるヒーターメーカーの中で“やっぱり、坂口電熱が一番だよ”と言っていただけるナンバーワンの存在につながり、ひいては、“やっぱり、坂口電熱じゃなきゃね”と言っていただけるようなオンリーワンの存在へとつながると思うのです」と語ってくれました。

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創造力・想像力・表現力を持ち、己との戦いに勝てる人に来てほしい

インタビューの最後に、蜂谷社長に、求めている人材は、と尋ねてみました。 「モノづくり企業としての創造力、相手を思いやる想像力、そしてそれを適切に表す表現力を持っている人です」。明快な答えの根底に流れているのは、坂口電熱の基本理念に他なりません。 更に蜂谷社長はと熱く語ってくれました。「競争社会とよく言われますが、それは競争相手を蹴落として一番になることではないと思います。周りへの思いやりをもって、周りの人たちの「良いところ」を引き出し、成長していく人へは惜しみない称賛を贈る。自らも臆せず、“一番”を追求する。人との争いではなく、自分自身との戦いに、正面から向き合う。そのような気持で日々仕事に取り組んでくれる人に会いたいですね」 モノづくり企業であるとともに、人をつくる企業であること。坂口電熱は、今日も人づくり、モノづくりに真剣に取り組んでいます。

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先輩メッセージ
夜中まで一緒に試行錯誤した製品が定番製品となる喜びを味わうことができます

R&Dセンター 技術部 菅野 智司さん 私が、坂口電熱に入社したのは、社会人になる前にアルバイトとして半導体を加熱するホッとプレートの組み立てで、1か月ほど当社に通ったことがきっかけでした。当時も今もそうですが、社員の皆さんがやさしく指導してくださり、働きやすい雰囲気でしたので、その後の就職試験を経て入社することになりました。 当社の仕事は、工業用電熱機器の製造・販売がメインになりますので、工場での組み立て作業だけではなくお客様の目の前で直接対話しながら電熱器を組み上げていく作業もあります。飴細工の飴を加熱する機械を開発・販売するために、お客様を訪問し、気が付いたら夜中になっていたこともありました。お客様と夜中まで激論を交わしながら、様々な組み換え作業をしていたからです。その日のうちに作業を完了させ、納品しなくてはならなかったのですが、長時間検討した結果、ようやく結論を出すことができ、その製品が今も活躍しています。 お客様の要求に対してとことんやりぬくというチャレンジ精神は、坂口電熱の企業風土だと思います。そのチャレンジ精神に乗っかって大きな仕事に取り組むことができることは、自分にとっても楽しみのひとつです。 これから就職活動をされる皆さん、社会人となれば、文系も理系もあまり関係はありません。むしろ、会社に入社する前の勉強よりも、入社してからの勉強の方が大切です。ですから、業種・業界にあまりとらわれることなく、何を自分はしたいのだという確固たる意志を持って就職活動に望んで下さい。道は必ず拓けると思います。

sakaguchi_ph09.jpg 菅野 智司さん
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先輩メッセージ
日々改善の模索就職活動も予習と復習

(坂口電熱は各セクションでの徹底した製品管理を行うため、11年前に生産部門の分社化に踏み切りました。 そうして生まれたのが、株式会社アルファ・オイコスです) 中村 和裕さん 株式会社 アルファ・オイコス 生産第3事業部 セラコンGr 中村 和裕さん 私は、モノを組み立てる作業や自動車の整備等の機械いじりが好きだったこともあり、製造業に進むことに決めていました。就職活動をしていた当時は、ITバブル最盛期。まさにパソコンや半導体という言葉がついていれば、全て成長産業なのだろうと思い、半導体製造装置の加熱部分を担当していたアルファ・オイコスに入社することにしたのです。 入社して、上司から厳しく教わったのが、「品質は現状維持が最低限であり、改善は当たり前」ということでした。つまり、顧客の要求に対して一応満たした品質状態が最低限度であり、常に改善の道を模索するということです。 私が、捉える改善とは、物自体の品質を良くすることだけではなく、仕事の「やり方」の質を改善することも含めています。例えば、プロセスの改善等です。目標を持ち計画を練り、製品設計の為のレビューを繰り返し実施し、製品を実現するためにQC工程表や設備の記録等を残し、改善に繋げることです。このようにして常に改善を模索しなくては、選ばれる企業にならないということです。 当社では、毎年、大学生を対象としたインターシップもあり、「企業とは」「働くとは」という研修を実施しています。そのような制度を利用して、学生のうちに自分の適性とともに自分自身が何をしたいのか、見つめ直すことも大切だと思います。企業説明会や研修に参加する際は、企業の持つ優れた技術や将来展望を予習し、説明会などで質問して自分の強みをアピールしてください。面接を受ける企業の予習をしていくことは、当たり前だと思ってください。企業側からしてみれば、関心の薄い人材は印象に残らないからです。いかに企業の強みを知り、自分の強みを出せるかが勝負だと思います。 私は、製造業・モノづくり企業に就職できたことに非常に満足しています。そして、その中でも、常に改善の道を模索させてくれるアルファ・オイコスは最高の職場であると確信しています。

sakaguchi_ph11.jpg 中村 和裕さん
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