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三晃電気株式会社

三晃電気株式会社 ニッチな市場で確たるポジションを捉える<br>FAシステムでの開発設計を通じて モノづくりの誕生を支えています。

三晃電気株式会社

ニッチな市場で確たるポジションを捉える
FAシステムでの開発設計を通じて モノづくりの誕生を支えています。

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輝く技術 光る企業

三晃電気株式会社

ニッチな市場で確たるポジションを捉える FAシステムでの開発設計を通じて モノづくりの誕生を支えています。

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  • 社名:三晃電気株式会社
  • 設立年月:1970年3月(昭和45年)
  • 資本金:3,000万円
  • 代表者:石飛 至
  • 所在地:【本社工場】東京都町田市小山ヶ丘2丁目3-9
    TEL:042(798)6060(代)
    FAX:042(798)6051
  • 公式HP:http://www.sancoh-e.co.jp/
  • 「今度、ある分野に進出しようと考えている。そこで手伝ってほしい。」三晃電気の事業領域拡大は、このようなお客様からの相談から始まりました。日本の高度成長期において、次々と国内に工場が建設され、生産設備に関する配電盤・制御盤に関するニーズが一気に高まりました。当初、各工場の生産設備の制御技術はお客様が自前で開発していましたが、やがてその一部は非常に高度な専門知識を必要とするモノづくりへと進化を遂げ、いわゆる「盤メーカー」といわれる専門領域を支える企業を誕生させることとなりました。三晃電気もそのような「盤メーカー」としてスタートし、企業の生産設備の奥深くまでを守備範囲とするFAシステム開発企業へと発展してきたのです。
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業種

各種プラント配電盤・制御盤などの構造設計、回路設計、PLCソフトウェア、
タッチパネルなどのソフト設計、VBなどを使用したソフトウェア開発

事業紹介

半導体製造装置関連・自動車塗装設備関連・一般産業プラント関連
公共設備関連

工場の生産設備制御というニッチな市場で確たるポジションを築いてきました。

「従来、『盤メーカー』というと、ビル等の建物や商業施設、住宅等の配電盤・分電盤の方がはるかに市場規模も大きいのです。ですが、当社は、そのような競争の激しい市場を狙うのではなく、ニッチな市場を事業領域としてきました。」 石飛社長は、三晃電気の盤メーカーでのポジションをこのようにお話しされました。 「配電盤、分電盤として、電気回路を設計するという技術は、JIS等の統一規格もありますので、生産数量を伸ばすために規模の大きな市場へ進出すると、競合メーカーが多く、価格競争になりやすいわけです。工場の生産設備の機械制御・プラント制御を兼ねた配電盤・制御盤を共同開発することが、三晃電気の創業の理由です。「規模を狙う『盤メーカー』ではなく、お客様のモノづくりを支える技術を共に開発し、監視制御装置をつくる『盤メーカー』であること、そのニッチな市場で確たるポジションを築くことに注力しました。そのためには、工場も8年程前に、現在の場所に集約し、知的生産を生み出すための環境を整備しました。お客様が来社していわれるのは、『盤メーカーらしくないきれいな工場』と言われます。その評価は非常に嬉しいですね。」

sancoh_ph01.jpg 石飛 至社長

FAシステムの開発は、お客様の業務をとことん理解することから始まります。

三晃電気の主力製品の1つはオーダーメイドのFAシステムです。それは、お客様がどのような制御装置を構築したいのかを理解し、基盤技術である制御理論を駆使した『業務理論』をお客様と開発をしていく必要があります。 「マイクロコンピュータが導入される前には、お客様の工場設備でどのような制御するのかということを全てハード設計に落としこんでから造っていました。つまり、コンピュータに搭載するソフトプログラムをハードに組み込んでいたわけです。その後、マイクロコンピュータが発達してきて、ハードで組んでいたものをソフトに落とし込む事ができるようになり我々のモノづくりも進化してきました。しかし、どのように、当社のモノづくりが進化しているといっても、そのベースとなるのは、お客様の業務をとことん理解することです。それができていないと、結局のところは、FAシステムとして満足のいくものはできません。そのために、お客様が新たなモノづくりを始める時から共同で開発して製品化、そのための生産設備のプロセス制御や監視システムを開発し提供する。お客様のモノづくりの情熱と歴史とともに花開いてきたわけです。」 具体的な事例として紹介できるものはと、石飛社長に質問しました。 「残念ながら、大半の案件は、全て顧客との機密保持契約上、ご紹介する事はできません。我々の制御技術を通じて誕生した多くの工業製品が身の回りに沢山ありますとしかいえないのですが、これも縁の下の力持ちの様な存在だと自負しています。」

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人とのつながりが、事業拡大の布石を打ち、お客様とともに花開いてきました。

三晃電気は、創業以来、『安心・安全の創造』を企業理念として、お客様とのパートナーシップを第一に配電盤・制御盤でスタートし、自動車塗装システム制御へ、そして半導体製造関連へと事業領域を拡大してきました。それは、コア技術をベースとしたような多角化ではなく、創業者の三原会長の仁徳というような、人とのつながりで広がってきたものです。石飛社長に、創業後の事業拡大についてお話しいただきました。 「私の伯父である三原会長が、お客様の工場設備の制御装置設計・製作のサポートから創業、高度成長期を過ぎたあたりから、お客様の技術部門も全てまとめて三晃電気で受託してくれないかというオファーがくるようになりました。しかし、バブル崩壊あたりから、重電メーカーがプラントを全てやりますと丸抱えで受託するような動きも出てきたのです。そこで、営業先をプラントメーカーへと軸足を移したわけです。その中で、たまたま自動車の塗装装置や半導体製造装置などへ進出ができたわけですが、これは全て、トップ同士の掛け声のようなものがきっかけですね。『こういうことを考えているが、手伝ってくれないか?』『よし、わかった。』というようなものです。ですから、スタートしてから事業化するまでに何年もかかります。途中で頓挫してしまったプロジェクトもあります。でも、事業拡大の布石を打ってきた事で、当社は成長軌道に乗ることができたのです。」 三晃電気の主なFAシステムの納入事例としては、自動車塗装関係(電着塗装制御・中塗、上塗ラインコントロール施設監視)、鋳鉄管プロセスライン(遠心金型鋳造機制御・焼鈍工程制御・加工ライン、ライニング、塗装設備制御)、その他には、AFCシステム、圧延コイル自動搬送システム、高速スキーリフト運転制御、短期間PLC更新工事等があります。次世代の進出先として、環境関連として水や浄水設備等を対象としている企業へのアプローチを展開しています。 「基盤技術は同じですから、後はお客様の特有の動きとかを理解し、ある程度の時間があれば完成する自信はありますね。これまでの事業領域の拡大は、そうやって拓いてきたわけです。最近では、既存のお客様で省エネの監視システムというような要望や、環境負荷のデータギャザリング等が増えてきています。我々の技術が活躍できる領域は幅が広いですから。」

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FAシステムの開発に必要なのはチームワーク、専門的な知識の習得は入社後で十分です。

最後に、三晃電気に必要な人材をお聞きしました。 「近々に人材を募集する予定はないのですが、『1面の盤』を全社員で営業から技術・製造部門と、一丸となって組み上げていくモノづくり企業である当社の場合、大切なのは月並みですが、協調性があってやる気のある人です。それがないと、やはり、チームワークで仕事を完成させることができません。当社では、国家検定の資格取得を推奨し、その受験料の援助等をしていますので、専門的な知識等は入社後に十分に身につけられます。それと、やはりモノづくりが好きな人ですね。それは基本だと考えています。」 三晃電気の少数精鋭部隊のチームワークが、日本のモノづくりを、縁の下の力持ちとして支えています。そして、その基盤技術をベースに、三晃電気は新たに活躍するフィールドを切り拓いています。

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先輩メッセージ
シーケンサー制御にずっと関わっていたい。それが、入社の決め手でした。

製造部 組配グループ 吉田 洋之さん 学生時代、シーケンサー制御に夢中になりました。そこで、就職の時に指導教員の方に相談をしました。そこで、シーケンサー制御ならココといわれたのが、三晃電気でした。 シーケンサー制御とは、FA(ファクトリーオーメーション)分野では、ロボットや産業機器を動かす制御専用のコンピュータを指します。私が学生時代に夢中になったものは、目標とする動きに対して、きちんと意図した通りに動かすことができるかどうか、動きを制御するソフトウエアを組んでいくことと、実際の動きを司るメカトロニクスを組み上げていくという両面が必要で、ある程度のキットはあったのですが、ほとんどが手作りのモノでした。意図した通りに動くと嬉しいのはもちろんですが、それ以上に完成形に近づくまで試行錯誤する時間が楽しかったです。 入社後に志望したのは技術部門です。お客様から提供された図面と要望に従って、実際の設計を担当する部門です。意気揚々と仕事をしていましたが、しばらくしてある壁にぶつかりました。それは、徹底的に経験不足であるというということです。当社の技術部門は、直接モノづくりに関わるわけではありません。ですから、設計に当たっては、モノの動きに伴って起こる干渉であるとか、配線をどのようにするのが効率的かつ整然としているか等を想定することが必要です。いくつか設計をしていくうちに、実物の製造を経験しなくてはだめだということに気が付きました。そこで、社長に自分の考えをお話し、部署移動をして頂きました。 最近、いろんな工場の現場をテレビ等で見る事ができますが、中には自分が関わったものもあります。その時は、お客様に収めた製品がないと工場・ラインが止まってしまうのだということを誇りに感じて、日々の仕事に取り組んでいます。 先輩は、口は悪いので、最初はとっつきにくい人たちばかりですが、実は思いやりたっぷりのプロ集団です。それは、モノづくりを支える制御システムを組み上げているという自負、1つのものを全員で一丸となって造る事に対してのプロ意識と高い意欲を持った集団です。ですから、中途半端なことは、皆嫌いなのかもしれません。私も、入社して1年位したある日、おかしいと思ったことがありましたので、先輩社員に指摘した事があります。その時は素直にそのことを受け入れてくれました。プロ集団の1人として、自分を正直に出すことは重要です。そしてメリハリをつけて、やる時はやる心意気も、集団の一員として大事にしています。

sancoh_ph08.jpg 製造部 組配グループ
吉田 洋之さん

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