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新光電子株式会社

新光電子株式会社 世界最大級望遠鏡の制御から調剤薬局のはかりまで<br>世界で断トツ1位評価のはかりをつくる新光電子。技術を磨き続け、計量業界で断トツの企業を目指す

新光電子株式会社

世界最大級望遠鏡の制御から調剤薬局のはかりまで
世界で断トツ1位評価のはかりをつくる新光電子。技術を磨き続け、計量業界で断トツの企業を目指す

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輝く技術 光る企業

新光電子株式会社

世界最大級望遠鏡の制御から調剤薬局のはかりまで 世界で断トツ1位評価のはかりをつくる新光電子。技術を磨き続け、計量業界で断トツの企業を目指す

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  • 社名:新光電子株式会社
  • 設立年月:1963年6月
  • 資本金:5000万円
  • 従業員数:-
  • 代表者:代表取締役 安西 正光
  • 本社所在地:東京都文京区湯島3-9-11
  • 電話番号:03-3835-4577
  • 公式HP:http://www.vibra.co.jp/
  • 物質の重さを測るはかり。「はかり」と聞くと食品売り場で使われているグラム単位で計測するはかりをイメージする人も多いかもしれないが、もっと小さな単位で重量を精緻に計測するはかりもある。新光電子株式会社は、そんな高精度のはかりをつくるメーカー。新光電子という社名こそ一般的に知られているわけではないが、計量では断トツの技術力を持つ企業として知る人ぞ知る存在なのだ。
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世界最大級の望遠鏡「すばる」から身近な調剤薬局の調合用はかりまで

ハワイ・マウナケア山の山頂にある光学赤外線望遠鏡「すばる」。世界最大級8.4mの口径を持つ一枚鏡が特徴だが、その制御を司るのが新光電子株式会社の開発した音叉式センサだ。 高精度の重量計測に関して、新光電子の技術は世界トップクラス。すばる以外にもさまざまなシーンで使われている。例えば、携帯電話や電気自動車などに使われているリチウムイオン電池。電解液の量にわずかでも誤差があると、まれに発火・爆発事件を起こしてしまう。わずかな誤差も見逃さぬよう、高精度な重量センサは必須のアイテムとなっているのだ。また、身近な調剤薬局などでも同社のセンサは使われている。薬剤の調合に使われるはかりの実に7〜8割で採用されているという。 そんな新光電子の歴史は、「世界初」「日本初」を生み出してきた歴史でもある。1963年には日本で初めて差動トランス式の測定器を商品化。それは物質のひずみを計測できるという製品だったが、重りを台に乗せた時のひずみ具合を測ることで高精度のはかりを作れるのではないかと考えた。そのアイデアから72年には世界初の電子個数はかりを世に送り出す。そして83年には、すばるで採用されたセンサの礎となる音叉式電子はかりを開発したのだ。 創業者の故・西口嬢氏が東京理科大学の研究者であったことから、創業時より技術者集団であったという同社。その技術力の源泉はどこにあるのだろうか。

shacho2.jpg 代表取締役 安西 正光さん
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世界のはかりの中でナンバーワン評価

新光電子のコア技術の一つである音叉式センサは、台に重りを置いた時に音叉状の振動子に荷重が加わり、それによって変化する振動周波数を計測することで重さを測るというもの。高精度なセンサを作り出すには、振動子をミクロン単位の精度で製造しなくてはいけない。技術者が新製品のために図面を引いたとしても、アイデアを実現できる生産技術が伴わなければ意味が無いのだ。 新光電子にはその生産技術力がある。だからこそ、数々の受賞にもつながっているのだが、代表取締役の安西正光氏は同社の生産技術について次のように語っている。 「技術者と生産現場の距離が近く、いつも一緒に居るというのがわれわれの強み。技術者が作成した図面を実現するためには、どんな順番で加工していくか、といったことも非常に重要ですね。どの順番で加工すると楽に製品化できるよ、ですとか。お互いに絶えずフィードバックし合うことで製品化しやすい設計ができていくのです」 そんな新光電子の技術力は、海外からの信頼も厚い。同社の売上は現在、4割が海外への輸出。1980年代から徐々に海外のシェアが高まっているという。 「われわれのはかりは、売った後にとにかく壊れません。海外で売っていただいている販売代理店から見ると、非常に顧客からの評判が良い製品だと。 われわれのはかりを販売してくださるある商社は、製品の品質を毎年レポートしてくれています。その商社は、いろいろな国のはかりを取り扱い、すべてのはかりをレポートしているわけです。それでも、さまざまなはかりの品質を多角的にチェックしてランキングしたところ、われわれのはかりが断トツで1位だと言うのです」(安西氏)

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設計+モノづくりで技術志向の学生にとって魅力的な職場に

既に世界トップクラスの計量技術を持つ新光電子だが、安西氏は「研究機関というほどではありませんが、われわれは自社製品を持ち、それで成り立っている企業です。自社の技術力を絶えず上げていかないといけないと考えています」と歩みを止めようとはしない。 技術力向上のため、新光電子が取り組んでいることの一つは産学連携。創業者と縁が深い東京理科大学、東京工業大学、関西では同志社大学などと共同研究を進めているという。 「技術志向が強い学生さんにとって、魅力的な会社でありたいですね」と安西氏。 特にロボットコンテストに参加するような学生にとって、楽しい職場でありたいという。製品の設計はもちろん、自分で現場に出てモノづくりに直接携わることもできる。そんな環境で働きたい人には、ぜひ同社に応募してほしいと望んでいる。 「計量業界のポルシェになりたいと考えています。はかり・てんびん技術については、高性能で高安定な技術を持ち、それに磨きを掛けて断トツの技術を持ち続けようと。また、ちょうど今期は工場を新しくします。われわれはメーカーですから、工場も大切にするわけです。 技術と生産。その両方を磨くことで、魅力的な職場にしていきたいですね」

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先輩メッセージ
開発した製品の出荷状況がすぐ分かる。そんな光景を見て誇りに感じる

統括技術部 つくば技術第一課 Dチーム

岡本さん

――どんな業務を担当されているのですか?
機械と電気とソフト、はかりは三つのチームで作っています。私は電気の担当で、はかりから出力されたアナログ信号をデジタルに変換する仕組みを作っています。 アナログ信号にはノイズが混ざってしまいます。電気とソフトのチームは、そのノイズを小さくする役割。ノイズを除外することで重量の表示がバラバラにならないよう、一定に整うように取り組んでいます。
――印象に残っているプロジェクトを教えてください。
3〜4年ほど前に、0.1mgまで計測できる音叉式はかりの開発に携わりました。はかりは外部要因の影響を受けやすく、机が少しでも揺れると表示がバラバラと変わってしまいます。そうした外部要因の影響を排除するように対策をして、やっと製品になった時はうれしかったですね。音叉式は当社独自の技術。他社の技術を参考にして向上させることができないので難しさも感じますが、自分たちの工夫次第で今ある技術を超えていけるのにはやりがいを感じます。
――新光電子で働く魅力は、どんなところにあると思いますか?
私は工場のすぐ近くで働いていますから、自分が開発した製品がどれくらい出荷されているか、すぐに分かります。最近でもかなり製造されているようですから、そんな光景を見ても自分の仕事に誇りを感じられます。 ほかにも、社員の学ぼうという姿勢を惜しまず応援してくれるところも良いですね。自分で「こういうことを学びたい」と思ったことについて、自由に研修へ参加して学ぶことができます。そういった風土もとてもありがたいですね。

shain1_2.jpg 岡本さん
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「計測は産業の根幹」と考え計測業界を志望

統括技術部 技術一課 第二係(Mチーム)

村井さん

――新光電子を志した理由は?
計測は産業の根幹と考えています。計測して基準通りになっているか確認しないと、一つとして同じものは作れないわけですから。それが計測業界を志望した理由です。私は機械系の専攻だったのですが、はかりは計測分野の中でも機械の知識が役に立つ比重が大きい。そこも魅力でした。 もちろん、当社が音叉式というコアな技術を持っていたことも、入社を決める後押しになりました。世界で唯一、当社だけの技術で、しかも高いレベルで完成しているのは企業としての強みだなと感じました。 もう一つ、中小企業で働きたいとも思っていました。大企業よりも風通しが良さそうで、自分の作るものの全体像を見ながら働けるところが魅力だったのです。
――現在のお仕事を教えてください。
今やっている仕事は、昨年できた新製品をベースにした重量物用はかりの開発。音叉式ではありませんが、応答速度を重視したはかりになっています。 開発したはかりは、工場の製造ラインに組み込んで、流れてきた製品が規定の重量かチェックするために使われます。そんな製品をベース製品の開発者である先輩に教わりながら開発しているのです。
――学生に向けたメッセージをお願いします。
就職先を選ぶ時に大切なのは、名前で決めないことではないでしょうか。自分のやりたいことが決まっているのなら、会社の規模で選ばずに、小さな会社でもやりたいことができる会社を選んだ方が良いと思います。

shain2.jpg 村井さん
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