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株式会社 田原電機製作所

株式会社 田原電機製作所 高い技術力と責任感をもって社会を支えるシステムを構築する <br>国内外の人材を育成して、自社の技術を海外に展開して行きたい 

株式会社 田原電機製作所

高い技術力と責任感をもって社会を支えるシステムを構築する
国内外の人材を育成して、自社の技術を海外に展開して行きたい 

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輝く技術 光る企業

株式会社 田原電機製作所

高い技術力と責任感をもって社会を支えるシステムを構築する 国内外の人材を育成して、自社の技術を海外に展開して行きたい 

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  • 社名:株式会社 田原電機製作所
  • 設立年月:1936年4月
  • 資本金:40,000,000円
  • 従業員数:59名
    (内技術者28名)
  • 代表者:田原 博
  • 本社所在地:〒183-8519
    東京都府中市本町2丁目30番地
  • 製品に関するお問合せ:042-365-0611
  • 求人・その他のお問合せ:042-364-3033
  • 公式HP:http://www.tahara.co.jp/
  • 田原電機製作所は社会インフラ設備、産業用プラント設備等に向けた制御システムの設計、開発、構築を行っている企業である。そういったシステムは我々が普段目にする機会は少ないが、発電所をはじめとしたあらゆる産業や防災、環境など、社会を支える重要なものだ。またその高い技術力を、成長のめざましいアジアなどの海外諸国に展開する事業にも力を入れているという。
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事業紹介

・制御システム構築
・電子機器開発製造
・ソフトウェア開発 

あまり人の目に触れるものではないですけど、いろいろな所で使われています。

田原 一樹さん
株式会社 田原電機製作所
専務取締役
田原電機の事業は大きく三つの事業に分かれている。一つめは設備・工場などの制御システムの構築、二つめは電子機器開発製造、三つめは制御システム用ソフトウェア開発である。 それら三つの事業について田原専務にお話を伺った。 「まず、設備・工場などの制御システムです。工場や浄水場、トンネルといった設備では、たとえば材料が何キロ入っ たら自動的に機械が止まるようにする、温度が何度以上になったら冷却ファンを作動させるといった、設備の制御が必要です。そういった制御をするためのシステムの構築やパワーユニット群の製造です。」 「二つ目は電子機器の開発製造です。ビルの防災機器などに使われる、産業用の基板の製造などですね。最近では太陽電池の最大電流、電力、電圧、を測定する『太陽電池アレイチェッカー』という装置を製造しています。」 「三つ目は制御システム用ソフトウェア開発です。 一般のPC用などではない、制御盤用のソフトウェアですね。ラダーソフトに代表される、ソフトウェアの設計・開発です。」 「どれもあまり人の目に触れるものではないですけど、社会の中でいろいろなところで使われています。大手企業が工場や設備の受注をし、機械部分を除いた電気部分について我々が請け負うと言うかたちですね。その制御システムの設計、部品の選定などを行います。」 「国内外のさまざまな電気部品を購入して使用することも多く、どれだけ電気部品を知っているか、次々新しく出てくる電子部品をどれだけ使いこなせるか、ということも我々にとっては重要な技術力なんです。」

tawara-x09.jpg 田原 一樹 専務
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責任感と充実感が強い職場なので、辞める社員はほとんどいない。

近年、就職してもすぐに辞めてしまう若者が多く、人材が育たない事が多くの企業で問題になっているが、田原電機の場合はどうなのだろうか? 「社員には特定の仕事だけではなく、いろんな仕事をやってもらいます。面白そうなことは部門の壁を飛び越えて取り入れてもらいたいですから。なので、担当している仕事が変わっても対応できるような心構えをもっておいてもらいたいと常に言っています。技術者として入社してきて、やってみて実は向いてないな、とかいった場合でもほかの仕事に回してあげたりしてフォローできるんです。」 「最近の若手も含め、ほとんどの社員が辞めないで続けています。そんなにピリピリした雰囲気ではないのかもしれません。作っているものは大きな防災システムだったり、発電所で使われるものなので、技術者も品質に対しては真剣になって強い責任感を持っています。責任が強くなると大変ですけど、充実感もあります。納期のプレッシャーはやっぱりきついんですけど、担当するお客さんとの間に信頼が生まれてくるとやりがいが出てきますね。また、専門的な仕事ですが、技術は常に進歩していますし、品質も向上しています。ちょっとずつ新しい仕事が出来るから、皆やっていて面白いんだと思います。」 最先端の技術を扱う田原電機では、進歩し続ける技術に対応した人材育成も行っているという。 「新人には半年間いろんな部署をローテーションで研修してもらいます。新人以外でも都立の職業能力開発センターの講習に行ってもらうこともあります。 あとは年に一度技術発表会を行っています。新しい技術、プロジェクトを行った者がそれを発表して社内で情報共有する場ですね。」 適度な緊張感とやりがいのある仕事、そしてそれをバックアップする体制が田原電機の離職率の低い理由なのだろう。

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アジアから日本に来た社員によってアジアに事業を展開していきたい。

今後、会社としてはどういった方向を目指しているのだろうか。田原電機のこれからの展望を伺った。 「今は中国人やベトナム人など、アジア出身の方を積極的に雇用しています。そういった人材の力を借りて海外への事業展開を行っていこうと思っているんです。せっかくアジアから来てくれた社員に協力してもらい、逆にアジアに事業を展開するっていうのは会社としてもとても面白いですね。うちの会社には技術力、環境適応力はありますので、アジアの環境にも入っていけるだろうと考えています。これから中小企業が生き残って行くためには環境適応力が大事でしょうね。」

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技術の追究は尽きない。陳腐化しないので非常に楽しい仕事です。

最後に、田原専務からこれからものづくりを志す若者に対して、ものづくりの魅力について語っていただいた。 「私自身いろいろやってきましたけど、実際にかたちのあるものが出来るという仕事はやっぱり特別ですね。納品先のお客様のところに行って試運転調整を行ったり、メンテナンスしたりすることによって人と人との繋がりも出来ますし、現場独特の面白さもあります。」 「それと、技術という面では、追究は尽きないですよね。陳腐化しないので仕事していて非常に楽しい。新しい技術はどんどん出てきて、新しいことをすれば何らかの答えが出ますし、それが仕事にもなる。過去にやっていた技術が20年後に役立ったりする場合もある。もっと極端に言えば新しい技術を持っている人間によって、それまでの方針が全く変わってしまうことだってあり得る。そういう点ではものづくりは特別に面白い仕事だと思いますよ。」

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先輩メッセージ
厳しい状況でも前向きに考えてそれを乗り越えると成長できます。

関口 正さん
ソフトウェア設計担当
入社13年目
--入社のきっかけは何だったのでしょうか? 「父親が電機関係の仕事でしたので興味がありました。入社前に職業訓練校に通って勉強して田原電機に入りました。」 --今担当されている仕事の内容はどのようなものですか? 「ソフトウェアの開発で、今の担当になって3年です。具体的にはトンネルの中で異常が起きた場合に感知して対応するように監視するシステムです。システムは24時間、365日連続稼動します。正常に動作するのはもちろん、不測の事態にどれだけ備えられるかが設計者として一番意識しているところです。人命に関わりますから。納入前には社内の品質保証部で念入りな検査をしています。以前はラダーといわれるPLCソフトウェアの設計から自主検査までを10年やっていました。」 --関口さんから見て、会社はどんな雰囲気ですか? 「まず、社長がとても気さくです。製造のほうの部署は年配の熟練した職人さんが多いですね。設計部門は若い人が多いです。20代も増えてきています。」 「上下関係については、入社してから数年間は先輩と二人で現地に出張する事が多かったんですが、そのたびに親切に教えてもらってました。いい先輩がいてよかったと今でも感謝してます。逆に自分より下の世代が増えてくるのは刺激になりますね。教えることが自分にとってもすごく勉強になる。もちろん嘘は教えられませんので、分かっていることを分かりやすく教えるというのは非常に難しいんです。」 --仕事上で気をつけているところはどういうところですか? 「設計したプログラム、システムの試運転が行われるときは現地に行ってトラブルには自分が対応しなければなりません。もちろんトラブルにはしっかりと対応して、お客様の要望にはできる限り応えて満足させてあげたい。お客様からもう一度一緒に仕事をしたいと思われるような仕事がしたいですね。以前担当したお客様から名指しで仕事を依頼されたりすると本当に嬉しいですし、やりがいにもなります。」 --なるほど。出張して作業することも多いんですね。 「設計者として、国内の出張は一人で現地に行きます。海外の場合は二人で、今までに何回か行っていました。タイには10ヶ月いましたし、ブラジルにも行きました。 海外出張時は一応通訳がいるんですけど、現地のスタッフとコミュニケーションがとれないといけないので簡単な日常会話は勉強して覚えました。」 --それは大変ですね。海外での失敗談などはありますか? 「7〜8年前の話ですけど、タイに行ったときに、工場で、システムで制御してカーボンの粉末を100キロ入れるという工程があったんですけど、 テストが甘かったせいで試運転してみたらそれが300キロ入ってしまったんです。真っ黒の粉状のカーボンを現地の人と一緒に取り出してバケツリレーして…。設備全体も人もみんな真っ黒になってしまって、それは笑えないくらいの失敗でしたね。しかも運が悪いことにちょうど同僚が一時帰国中で、私一人だったのでとにかく辛かったです。(笑) 」 --そういう失敗を乗り越えると度胸がつきますよね? 「そうですね。たとえば担当しているお客様には厳しい方もいますが、そういう厳しい状況にに慣れるとちょっとの事ではたいした事ないって思えますよね。 周りの後輩なんかにも、落ち込んでいる人がいたらそういう風に前向きに考えるようにとアドバイスしています。」 --ありがとうございました。最後に、ものづくりを志す後輩たちへのメッセージをお願いします。 「学生のときは誰もが自分に何が出来るのかっていうのは分からないと思います。でも学生時代の経験や勉強にこだわらず、会社に入ってから教えられたこと、経験したことを積み重ねていけば立派な社会人になれると思います。不安なことも多いと思いますが、社会に出てから一生懸命やっていけばきっと大丈夫です!」

tawara-x29.jpg 関口 正さん
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先輩メッセージ
自分がどこまで成長できるのか、可能性を試してみたいんです。

アジ プラセティヨさん
ソフトウェア設計担当
入社2年目
アジさんは入社2年目。インドネシア出身で、大学を卒業後、日本語の勉強をしに日本に留学し、日本の大学院を卒業した。インドネシアに一度帰国したが、技術を追求するために再度日本に来て就職したという。 今後田原電機が海外での事業展開を拡げて行くにあたって鍵となる人材である。 --日本で働こうと思ったのはなぜでしょうか? 「日本の技術はとても高いので、そこで自分がどこまで成長出来るのか、可能性を試してみたかったんです。」 --入社のきっかけはなんだったんですか? 「日本で就職活動していて、エージェントを介して田原電機を知りました。もともと電機関係の勉強をしていましたので、そういう仕事に就きたかったのと、この会社なら就職してから自分が成長出来そうだと思って決めました。」 --入社当時は不安はありませんでしたか? 「日本語も完全ではありませんでしたし、日本で就職するということには当然不安がありました。でも田原電機は面接の時からそういったプレッシャーを感じさせない良い雰囲気でした。」 --会社の雰囲気はどうでしょうか? 「みなさん仲良くしてくれていますし、先輩も厳しいところは厳しいですけど、理不尽なことを言う人がいないのですごく環境に恵まれています。」 --今担当されている仕事の内容はどのようなものですか? 「シーケンサーなどのシステムの設計です。ラダーといわれるPLCソフトウェアの開発ですね。」 --仕事ではどういうところにやりがいを感じますか? 「どんどん新しいことが出来るところですね。毎回同じ事の繰り返しではないんです。新しいことは何でもどんどん挑戦していきたいと思っています。」 --入社してから今までで大変だった事はありましたか? 「先輩と四ヶ月大阪に出張に行っていたんですが、初めての現場だったので辛かったです。何がなんだか分からなくて、見ているだけで精一杯でした。何も出来なくて先輩にも迷惑をかけて、怒られてました。でもその経験で自分が急成長したと実感しました。」 --アジさんの母国のインドネシアなどアジア諸国では、こういったシステムは売れると思いますか? 「はい。私の先輩はインドネシアの工場の仕事をやっていました。私も9月から一ヵ月くらい中国に行ってシーケンサーのセットアップから納入まで立ち会います。初めての海外での仕事なのですごくワクワクしています!今後はもっと海外で仕事をしたくて、田原電機はそういうチャンスをたくさん与えてくれる会社だと思います。」 --ありがとうございました。最後にものづくりを志す後輩へのメッセージをお願いします。 「もともと何も無いところから創り出すことが、ものづくりのやりがいで面白い所だと私は思います。挑戦してみてください!」

tawara-x32.jpg アジ プラセティヨさん
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