<中小企業しごと魅力発信プロジェクト>

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TOKYO SHIGOTO WAGON REPORTトーキョー・シゴト・ワゴン 実施レポート

第26回 世の中に役立つサービスを作る!社会貢献力の高い企業特集

1社目 株式会社コスモ・インテリジェンス/11名参加

 コスモ・インテリジェンスは流通、医療、製造など様々な分野のソフトウェア開発を手掛けている会社です。今回は立川市にある本社を訪問し、社員の方々のお話を聞くほか、プログラミング体験もしてきました。

オフィスで記念撮影 オフィスで記念撮影

ツアー内容

代表取締役からのお話
 ツアーは横野克典代表のお話からスタート。まずは創業のきっかけをお話してくださいました。

 「2000年代初頭にITバブルが崩壊。景気が落ち込み、同僚が次々と退職していくのを目の当たりにしました。このままではまずい、何とかして一緒に仕事を続けられないかと考え、勤めていたIT企業から独立し、2006年に仲間たちと一緒にこの会社を立ち上げました」

 一緒に働く者たちと手を携え合ってという思いから創業した会社だけに、社員旅行やバーベキュー大会などの社内イベントを積極的に開くなどして、同じ職場で働く者同士の絆を大事にし、働きやすい労働環境作りにも注力しているといいます。残業時間の少なさや風通しの良い社風などは高く評価され、立川市ワーク・ライフ・バランス推進事業所にも認定されています。

 「会社を選ぶときに知名度や社会的地位といったことに目が行きがちですが、その会社に入って伸び伸びと仕事ができるのか、楽しさややりがいはあるのかといったところにも注目してほしいです。それが働く原動力になります」

 横野代表のお話は20分ほどで終了。続けて、開発部の一ノ瀬悟さんがITエンジニアの仕事についてお話してくださいました。

 「エンジニアの仕事のイメージを掴んでもらうために、プロジェクトの大体の流れをお話します。まずは顧客から案件が持ち込まれると、どんなシステムが欲しいのかを打ち合わせし要件を一つずつ確認します。それをもとに設計書を作り、その設計書に沿ってプログラマーがコードを組みます。それが出来上がると、動作テストを行ったのちシステムを導入。その後は、不具合の対処や改善を行うための運用・保守などを行っていくというのが、オーソドックスな流れになります」

 一ノ瀬さんが担当しているのは医療系ソフトウェアの開発といいます。

 「大きな病院などで機械式の受付を見たことがある人もいるでしょう。その受付に診察券を入れると、指定の診察室に行くように案内されて、レントゲンなどの診察を受けて会計をする。それら、自動受付、レントゲンなどの診察記録の保存、そのデータをもとにした会計の算出といった全てにITエンジニアが関わっています。医療現場をより良くする業務なのでやりがいは十分です」

 現場の方が直々に業務内容についてお話してくれる貴重な機会だけに、学生たちも真剣な様子でメモを取っていました。続けて、開発部の髙木功さんが登壇し、クレジット決済システムの開発業務についてお話してくださいました。

 「クレジットカードが使われた際に、そのカードは決済不能になっていないか、あるいは有効期限内かといったことを自動でチェックするような決済サーバーの開発をしています。サーバーに不具合があると大きなトラブルにも繋がりかねないのでシビアですが、それだけにやりがいもある業務です」

プログラミング体験と座談会
 社員の方々のお話の後は、プログラミング体験が開かれました。テーマは「画像認識アプリケーションを作ってみよう」でした。クラウド上に構築されたプログラム環境にあらかじめ組んであったコードをコピー&ペーストし、アプリケーションを完成させるというもので、プログラムコードを初めて目にした学生たちは、「すごい、本当に動いた!」などと楽しみながらプログラムを組んでいきました。

 続いてメインフロアの見学などをしたのち、社員の方々との座談会が設けられました。文系出身でSEになりたいという学生に対して「プログラミングは文章を書くのと似ている。文系でも全然問題ない」といったアドバイスをしていただくなど、有意義な時間になりました。

 座談会終了後は、下山幸人取締役が登壇。学生たちにエールを送っていただき、今回のツアーは締めくくられました。

 「自分がどんな仕事に就きたいのか分からないという人もいると思います。そんなときは、まず行動。説明会や会社見学をしているうちに、少しずつ自分の方向性が見えてくるはずです。」

  • 会社設立のきっかけを話す横野克典代表会社設立のきっかけを話す横野克典代表
  • 医療系システムの開発について話す一ノ瀬悟さん医療系システムの開発について話す一ノ瀬悟さん

学生の声

 参加した学生からは「インターンと違って、社員の方と気軽に話せたのが良かった」といった感想が聞かれました。また、「普段の就職活動では自分が興味のあるところしか行かないが、シゴトワゴンは色々なところに行けるので、視野が広がった」といった声も聞かれました。それぞれ実りあるツアーになったようでした。

  • 楽しみながらプログラミング体験を行いました楽しみながらプログラミング体験を行いました
  • 座談会の様子座談会の様子座談会の様子

2社目 株式会社ライトアップ/11名参加

 ライトアップは、「全国、全ての中小企業を黒字にする」という理念を掲げて、業務のIT化支援、ウェブコンテンツの企画制作、あるいは経営者研修など様々なサービスを展開しているベンチャー企業です。渋谷区にある本社を訪問し、社員の方々のお話を聞いてきました。

社員の方々と記念撮影 社員の方々と記念撮影

ツアー内容

社長のお話
 ツアーは会社見学からスタート。杉山宏樹執行役員にメインフロアや打合せスペース、会議室などを案内していただきました。その後、大きなプロジェクタースクリーンが設置されたフロアに移動し、白石崇社長のお話を伺いました。

 「ライトアップが行っている社会貢献や、どんな新卒が活躍するのか? といったライトアップに関する九つの質問を用意してきました。もちろん、スクリーンに映っている質問以外のことでも構いません。どんなことが聞きたいですか?」と学生に投げかけると、今回のツアーのテーマである社会貢献について聞きたいと一人の学生が返答。事業内容がそのまま社会貢献に繋がっているといいます。

 「日本にある全ての中小企業を黒字にしようと思っています。中小企業・小規模事業者の数は約380万にも上ります。そのうちの約70%は赤字企業という調査があります。そのまま赤字経営を続けていけば時間の問題で倒産します。そうした中小企業を支援し黒字化できれば、結果的に法人税の増収にもなるので、国全体としても景気が良くなると考えています」

 白石社長の力強く理路整然とした語り口に学生たちはすっかりひき込まれている様子。さらに、どんな新卒社員が活躍するのかというテーマでお話していただきました。

 「ビジネスはスポーツの試合に似ているところがあります。どんなスポーツでも、やる前にルールを知らなければ努力のしようがないですよね。大学3年生の皆さんは来年の4月から新しいスポーツに挑戦するようなものですので、まずは徹底的にルールを理解する必要があります。社会やビジネスのルールを知るには、例えばビジネス書を片っ端から読んでみる。あるいは個々の会社のルールもあるので、インターンシップに参加してみるといったことが役立つはずです」

 次は学生が海外進出の展望について質問。「よく、質問されますが……」と前置きした上で、白石社長は言葉を続けました。

 「今のところは考えていません。困り事を解決するのがビジネスで、その困り事が大きければ大きいほど対価も大きくなるんだと考えています。一方で手を広げすぎてもダメで、現時点で私の手が届く範囲は日本全国。日本で困っている人を助けて元気にする、そんなサービスを私が引退するまでに、あといくつできるかということを考えています」

 白石社長のお話はあっという間に終了。学生たちはメモを取るなど真剣な様子で耳を傾けていました。

執行役員の方からのお話と座談会
 続けて杉山執行役員が登壇。労働環境についてお話してくださいました。

 「時代の変化とともに働き方も変わりつつあります。一昔前までは、全員が全員、出世をしたいはずという考えをベースに人事制度が整備されていました。しかし、現在は今のままの役職が良い、あるいは出世をせずに技術職として腕を磨きたいといった考えも増えてきており、事実、当社の約40%の社員が今の役職が良いと答えています。こうした意向は半年に1回申告できるようにして、個人個人に合った働き方を提案できるようにしています」

 その後、杉山執行役員への質疑応答が交わされ、引き続いて社員の方々との座談会となりました。これから本格的に就職活動をする学生が多かっただけに、就職活動に向けての質問が数多く挙がりました。社員の方々からは、「面接では背伸びしたり取り繕ったりする必要はない」、「真摯に話していれば、その姿勢は人事の人にも伝わる」など、アドバイスやエールをたくさん頂けました。

 今回のツアーのプログラムはこれで終了。白石社長はもちろん、ツアーに協力いただいた社員の方々も一様にいきいきとした様子で、とても活気のある会社でした。

  • 会社見学の様子会社見学の様子
  • 学生からの質問に答える白石崇社長学生からの質問に答える白石崇社長

学生の声

 参加した学生からは「社長の話に刺激を受けた。就職活動に対するやる気が湧いてきた」といった感想や「就職活動のアドバイスを聞けたのが良かった。参考にして頑張っていきたい」といった意見が聞かれるなど、それぞれ得るものがあるツアーになったようでした。

  • 働き方改革について説明する杉山宏樹執行役員働き方改革について説明する杉山宏樹執行役員
  • 座談会風景座談会風景

今年(平成29年度)実施企業一覧

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